ぎなた読みとは
「弁慶がなぎなたを持って刺し殺した」という文章を「弁慶がな、ぎなたを持って」
と読み間違えた人がいたことに由来し、わざと文章の区切りを変えて読んで同文章に別の意味を与える言葉遊びです。
雪またじで由紀また痔 = またじは片付けの事、雪またじは雪かきです。
力仕事ですから頑張って雪かきをし過ぎた由紀さんが再び痔になってしまったという意味です。
うしなかすと牛、泣かす = 失うは飛騨方言でうしなかす、です。
牛にやる餌さを失ってしまうと牛を泣かしてしまう事になります。
歌っていいけど、うたていけど = 飛騨方言では恐縮します・うれしいです、という意味で
うたてい、という形容詞があります。古語のうたてし、の正反対の意味です。
さて唄男君は美声の持ち主で演歌の腕前はプロなみ、
がしかしとても控えめな人間で、人前では歌おうとしません(佐七と大違い)。
同窓会の二次会はいつもカラオケですが、
ひとり一曲ずつのルールでも幹事の佐七は唄男君に、
おいお前だけは特別だ二、三曲歌っていいけれど、無理をお願いして恐縮だが、という意味です。
|