大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

弘大×AI×津軽弁プロジェクト

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私:表題だが、どう思う?サイトはここ
君:なるほど、日本最強とも言われる津軽弁、これをAI自動翻訳しようという弘前大学工学部のプロジェクトね。
私:その通り。その心は、患者が話す津軽弁が「難しい」、AI翻訳で青森県外出身の医師を救え。

君:なるほど。
私:弘前大学医学部は全国でも珍しい、方言学講義というものがある。地域医療で活躍していただくために医学生に津軽弁を教授する。
君:症状が何を意味しているのか分からないと医療従事者も大変よね。
私:高度先進医療の対極をなす分野が地域医療、家庭医療、プライマリケア、などの名前で知られている分野。
君:僻地医療ともいうわね。
私:まあね。最近は遠隔医療 tele-medicine の技術が進んだ。離島の医療機関とて大学病院と自由にデータを共有し、高度な医療提供が可能となっている。それ以前の問題として、医師が患者様の訴える症状を正確に理解できないと正しい診断に近づけない。全ての医師にとって患者様に意識があれば問診こそが診断学の入り口、重要な事項と言える。
君:問診でどの程度の事がわかるのかしら。
私:九割がたといってもいいでしょう。典型的症状の病気というものも多く、つまりは問診のみで確定診断が可能な病気も多い。膨大なので割愛せざるを得ない。
君:飛騨方言に関してはどうかしら。
私:現代語の飛騨方言は東京語に近く、あまり現場で困る事はなかろうかと思う。それでも、ずつない、てきない、いせきない、等々、ある程度の知識は必要でしょう。
君:弘前大学の医学生といっても他県の出身者が圧倒的に多いのでしょうね。

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