大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム |
最新AI音声合成ソフトvoicepeakで方言にチャレンジ! |
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私:表題だが、どう思う?株式会社AHSの商品にVOICEPEAKという読み上げソフトがある。キャラの種類が豊富で、商用として売られているようだ。然も社のプロモーションコンテンツのひとつが方言にチャレンジ。 君:チャレンジというからには読み上げソフトで遂に方言が出力できるようになった、という事ね。 私:そうだ。畿内方言「なんでやねん」の原稿を例に各モーラのピーチを調整すると、自然な畿内方言と言ってもいいレベルになるまでに成長したソフトというわけ。 君:つまりは読み上げ原稿があればクリックするだけで畿内方言になるというわけではないのね。 私:うん。大前提としてプログラマーが正しい畿内アクセントを知っている必要がある。画面操作を繰り返すと最終的には期待すべき結果の音声が出来上がりというわけだ。 君:つまりはプログラマーさん自身がマイクに向かって読み上げさえすれば、つまりは一発撮りで完成できるのに。 私:それをいってはおしまい。声優さんのように声に自信のあるプログラマーさんならそれもありだが、気恥ずかしさという壁を打ち破るソフトというわけだ。アバターはアニメでいいし、音声はVOICEPEAKで、という事で作品が完成。 君:日暮れて道遠し。クリックポンで方言の音声は作れないのね。 私:その通り。ただしクリックポンで一つの読み上げ原稿を男性の声にしたり、女性の声にしたりできる。実はキャラのなかに「東北ズン子」と「東北イタコ」というふたつの女性声キャラがあり、ユーチューブサンプルを聞いてみたが、ごく普通の東京語の声だった。東北弁を期待してはいけない。 君:「ゴジラの独り言」はどうかしら。全国各地の方言をお話しだわよ。 私:若し間違っていたらごめんなさい。人口の音声のように聞こえるが、実はこのユーチューバさんの肉声をフィルター処理しただけ、という事じゃないかな。これも記憶違いだったらごめんなさい、このユーチューバーさんは全国に方言話者のお友達がいらっしゃって、実際にその方言話者の方に原稿を読んでいただく、その肉声をこのユーチューバーさんは自分の声でまねて発声し、フィルター処理し、あとはゴジラのアバターに口パクをさせる、という工程を経て一本の作品が完成、という事らしいね。つまりは徹底した手作業という事になる。 私:いくら方言好きでも左七君には真似のできない情熱家でいらっしゃるのね。尊敬しちゃうわ。 |
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