大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 

文体の統一(2)

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私:この数日は整理整頓という事でサイト内の字句の統一に明け暮れていた。
君:文体の統一という主題でまだ何か話したい事があるの?前回は格助詞の使い分けがテーマだったわね。
私:そう。今日のテーマは「助動詞特活」。
君:助動詞特別活用の事ね。これがなにか?
私:「接続」の字句で文体を統一する作業をしているうち、助動詞特活、という言葉が目に触れる事が多かったので、そうだ・これも文法各論のコーナーで紹介しなくちゃと思い、先ほどは小一時間ばかり、同語を検索語としてハードディスクを検索、36の文章がヒットしたので、助動詞特活の紹介記事を書いたんだよ。
君:それで?
私:FTP soft、つまり原稿をネットに転送するプログラムを起動してギャフン、実は既に「助動詞特別活用」という記事を上梓している事に気づいた。こちらは16の文章の紹介。つまりは当サイトでは、助動詞特別活用・助動詞特活、この二語を雑多に今まで書いていたという事に気づいたんだよ。
君:それですべての特活の語を特別活用に変更したのね。
私:いやそうではない。36の文章の最初に出てくる「助動詞特活」という単語を「助動詞特別活用(特活)」に変換した。かくして36+16のデータが出来あがった。
君:結局は何を言いたいわけ?
私:これからも略語を使う事はあろうが、記事の初めに必ず正式名を明記し、同記事では続く文章では略語を使う事にした。学術論文では常識だ。
君:他の具体例は?
私:例えば四段。これは四段活用の事だが、記事に出てくる初めの言葉は、四段活用(四段)、と明記しておく。
君:ラ変といわれても、はて?とお思いになる読者様もいらっしゃるかもしれないわね。
私:そう。だから、最初にラ行変格活用(ラ変)と一言いれておく。
君:それでも一点、注意すべきは、繰り返し文章に出てくる場合にこそ略語が有用であるけれど、出てくるのが一回限りの記事では、そもそもが略語を明記する必要は無いわね。ほほほ

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