1 僕の心を捉えて離さない

「幸 せ」

幸せは追っても 追っても掴めない
幸せが寄って来たら捕まえる
其の時は決して離さない
めったに来ない幸せだから
短い幸せになるかもしれない
だけど幸せは寄ってきた
僕のそばに 君のそばにも
楽しい想いでは
若気も老いも忘れはしない
幸せってそんなもの

「何で幸せ」

何かのときに思い出す
僕の心をどこまでも離さない
優しく 厳しく 悲しい眼差し
笑いに満ちた 満足げな表情
そんな
意地悪な君の目がいつも僕を離さない
好きな映画を見ても
友と語り合いながら 楽しいところに居ても
仕事中も 
一人ぼっちで居るときは
なおさら

「幸せの歩み」

友と居て
又弟と妹夫婦と その子供
今こそ
僕の

心の人を紹介しようか
又の日か
心はあせる
みんなで幸せかみ締める
ともに語らう其の時が 
幸せを まことの愛を
知るも知らぬもうそは無い
短いほどの今日の一日


「幸せ運ぶ赤い鶴」

幸せ運ぶ赤い鶴
遠い国からやってきた
誰かに幸せあげるため
大きい鶴は大きい幸せ
小さい鶴は小さな幸せ運んでくる
僕が手を出し幸せ求めたら
小さい鶴が降りてきた
大きい鶴さん降りて来い
大きい鶴さんは
長い旅で傷ついたと言う
私が手当てをしてあげよう
細い身体を休めなさい
そして 傷が治ったら
遠い故郷へ帰りなさい
幸せ運ぶ赤い鶴
何時かまた
来ることがあったなら
ここで
ゆっくり休みなさい
いえ
ここに
いつまでも居てください

「ニキビだらけの 君の顔」

ニキビだらけの君の笑顔が
僕の心を捕らえて離さない
こんなに好きになれる人が居る
僕の心の中は
君が満杯なのです
君が僕のことを疑わなくて
気兼ねなく
話し合えることができるなら
それだけで僕は幸せです
今は本当に
幸せを感じます

「プレゼント」

君にあげたい
この青空を
美しいリボンをつけて
君にプレゼントしよう
誰もこの青空に
リボンをつけて
君にプレゼントしたものはないだろう
僕は
この青空にリボンして
君にだけあげよう
君の宝にしてください
何かあるごとに
ときには
リボンをはずして
青空を見てください
心までも晴れるでしょう
そして
こんなプレゼントをする
愉快なやつを
たまには
思い出してください

「現在の幸せ」

人生ここまで来たが
君と居るときが
一番幸せを感じ 落ち着く

ともに気兼ねなしで
何をするでもなし

共の身を気遣いながら
同じことを繰り返し話す

今までの苦労を語り合う
失敗も恥じも涙もあった

今は
子どもたち孫たちの幸せ一番と
祈る二人は幸せです

「僕の夢」

君が僕の問いに
うん ・・・と言ったなら
嬉しいことだろう・・・。
君は僕の
腕の中にいて微笑む
それだけで
互いに心が通じ合う
たくましい僕が
優しい君を守る
そんな夢を見た
物音に目を開けてみると
外は音もなく
雨が降っていた
そっと目をつむる・・・・・・



目次に戻る