25 私たち夫婦の信条とするところ

☆ 時に及んで行楽すべし☆

 私達夫婦は、平成八年秋に結婚二十五周年として東北一週の旅をし、
地方の湯に身を任せながら寸時の解放感を味わった。
垣間見る妻の笑顔がまた嬉しく、明日からの仕事に新たな励みを感じるのでした。
世間では外国旅行を求める人々の多い中、我、家庭にはこんなことが楽しく、
又、日頃のストレス解消と成ったことは言うまでもない。

 最近のこと、”養老天命反転地”へドライブ。
今では共に行動をしなくなった二人の娘も賛同、
娘の運転、お父さん達は後ろ座席へどうぞ ・・追い払われた?
 反転地記念館・昼食・夕食と子供達のお蔭で、楽しく有意義な一日を過ごした。
”お父さん達夫婦は面白いと言う”

お父さんは一人さっさと歩き母さんは後ろをチョコチョコ歩くその姿が何とも可笑しいと言う。
 ここには、家庭での強い母の姿は無かった???
親・夫婦を観察! 娘達はいつの間にか優しい大人に成っていた。

アンシン

陶淵明(とうえんめい)の雑誌、十二首中の一首「青年重ねて来らず」「一日再び(しん)なり(がた)し」
「時に及んで当に勉励(べんれい)すべし」「歳月は人を待たず」
 時期遅れに成らないうちに、旅行に出て楽しめ、多忙な人ほど行楽の時が必要だといっています。

 これぞ私達夫婦の信条とするところです。



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