あとがき

大学ノートの詩を活字化し詩集としてまとめたいと長年の夢であった。
詩集発刊が妻の還暦祝いにと思い立ち、妻から何よりも嬉しいという一言
に作成時の苦労も
忘れ去り今は満足している。

ハイネの詩集「幼いでしょうまずいでしょう」に魅せられて作った詩。
子供達へは、親もこんな時代があったのかと冷やかし気分で読んでいただきたい。

今は世界的な金融危機を招いて経済的先行き不安が多いが、若いときの希望と夢は大きい方がいい。
それぞれの人生という生活時間を経て積み上げてくる。

いつの時代も失敗や反省も多く経験してこそ、苦労も何時か楽しい思い出となり残っている。
四十年間 今日まで「初心忘る べからず」と我武者羅に働き生きて来た。
家族で築いた時間を基に、妻と共に残る時間を社会のため如何に使うか考えて行こうと思う。




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