最近できごと

気の向くままに、脈絡もなく…
2008年3月分

2008.04.06更新 

2008年3月30日(日):ortofon HMC10

私のオーディオシステムを構成する機器には
戴き物、借り物がいくつかある

MCカートリッジもその一つである

先日、長らくお借りしていたortofon MC20SuperIIを
アルミ缶さんにお返ししたのだが、何とありがたいことに
それと引き換えにortofonのMCカートリッジHMC10を
送ってくださったのである

恥ずかしながら、グレードの詳しいことは知らないのだが
あるサイトで調べてみると価格には2倍以上の差があるようで
HMC10は下位ランクの製品であるということのようだ

同時に比較試聴できた訳ではないので記憶の限りだが
MC20SuperIIが全体に繊細で美音系であったのに比べて
ハードでシャープでカチッと聞かせるような印象を持った

これまで聞こえていた質の音が聞こえなくなった分
これまで聞こえなかった違う質の音が聞こえるようになった

聞き流していても、ふと「あれっ?」と思う瞬間があるくらい
新しい音が聞こえるようで何か新鮮さがある

必ずしも質は価格に比例するものでもないと思う
それでも、価格に比例すると考えれば、きっと相対的には
安価な音なのかもしれないが、私の耳にはむしろ解像度が
上がったのではないかと聞こえてしまい、面白いものだと思う

長らく使われていなかったモノであるようだし
ちょこちょこ聞いて、身体をほぐしていけば、しなやかさの
ようなものも加わってくるかもしれない

嫌いな傾向の音でないことは確かである
しばらくアナログを中心に聴くことにしよう

2008年3月29日(土):BrightenRock(改)搬入

午後、職場での所用を済ませた後
スピーカーを載せて、コウの大学に向かった

構内駐車許可を取り損ねていたので
門から台車でゴロゴロと地道に運び込む・・・

部室の内容を公開することの了解を得ていないので
ごく簡単に触れされていただく・・・印象は・・・
「あ〜、いかにも大学の部室だよなぁ〜」って感じ
って説明になっていないが、無さそうでありそうな秩序
モノで溢れているが、でも置き場所は決まっているような
そこに行けば、いつも誰かがいて何かしていそうな
そんな、妙に落ち着く空間がそこにはあった(^^ゞ

当然のことながら、オーディオ機器が一通りそろっている
そこに、作りかけのアンプ、スピーカーが無造作に置きっ放し
様々なパーツ、作業道具もあったりする・・・

防音室であり、16畳ぐらいの広ががあるだろうか・・・
床もしっかりしている・・・大音量でもいけそうだ・・・

気をつけていないと入り浸ってしまうよな・・・

さて、BrightenRockがどのような評価を受けるのか
オリジナルとは違うので「(改)」を名乗ろう

新歓祭で一人でも多くの関心を寄せることを願っている

2008年3月16日(日):ちょっとお出かけしてきました

15日〜16日下呂、高山方面に家族旅行へ行ってきた

1日目は昼過ぎに出発して下呂温泉街へ
街中を散策した後で、宿へ直行
街は若い女性が結構多くてその賑わいに驚いた
東海北陸自動車の開通で高山に客足をもって
いかれて寂れているのではないかとも思っていたが
それは誤解のようで、近場で楽しむにはいい所かも

宿は神明山荘という旅館
下呂市街から車で20分程度走った山間にあって
ここの料理がとて美味しかった
囲炉裏端風の個室で食べることができて
分量もたっぷりで食べきれないくらい・・・
部屋も新館で広くて、綺麗で大満足!

2日目は、飛騨高山美術館に出かけた
ここは何とミシュランガイドで三ツ星を得た施設らしい
全然知らなかったが、収蔵品はなかなかのもの
遠くに雪景色の山々を見ながらの作品鑑賞は
それはそれでいい雰囲気で、いいロケーションである

いやぁ、駆け足で二日間のドライブであったが
この辺りはしっかり観光地になっている
頻繁に来ることはできないが近場でもある
また出かけるのもいいかな、と思った次第

これは東海北陸自動車道のひるがのSAからの景色
きっと、ひるがののスキー場があるのだと思う

この辺りの山々はまだ雪化粧でとても美しかった

ちなみに2日間280kmのドライブであったが
今回はすべてコウ(初心者)が運転した

私は助手席・・・コウの運転はまぁまぁうまいけど・・・
ときどきドキッとしたなぁ〜まぁ〜何事も経験ね(^^ゞ

2008年3月15日(土):いろいろ咲き出した

お〜っ!
今年もなぜか1株だけ白いクロッカスが咲いた!!

お〜っと、紫のも1株だけ咲いたぁ〜!!

本当に不思議だなぁ〜〜
もともとは黄色だけだったはずなのに・・・

水仙も咲き出した
いよいよ暖かくなってきた証拠かな(^^)

ま、雑草取りが大変になってくるということでもあるけど(^^ゞ

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ところで・・・
戯れにこんなことをしてみた

FT17HとパラレルでFT96Hを繋いでみたのだ
結果は・・・いいかも・・・好きかも``r(^^;)ポリポリ

ユニットのスペックだけを眺めていたら17Hが上回るようにも・・・
が、やはり実力は96Hが断然優れているのかな?

二つ並列で鳴らしたときの高域の雰囲気は好みかもしれない
こうした繋ぎ方をするときのコンデンサー容量など
何らかのセオリーがあるのだと思うが
接続はまったく無頓着のもの・・・

測定できる環境が必要になってきたかな・・・

2008年3月9日(日):新たな対決?

デジカメを買い足した・・・これがそう
NIKON COOLPIX S510 モデルチェンジを間近に控えての
お買い得価格に引かれて・・・というか
家族からの「一眼レフは大き過ぎて使い勝手が悪い」という
ブーイングに応えようとしたという方が正確で・・・

ご指摘のとおりで、一眼レフは性能はいいのだが
日常持って歩くにはいささか重く、大き過ぎるのは確か
操作が面倒だとの印象も強いみたいで敬遠されるようだ

いずれにしても卒業式など撮りたいときに
使えないのではまったくもって意味が無い

自分としても気にはなっていたので、行動に出た次第
この手の買い物をするときには結構比較をするものだが
今回は、先週下見をした段階で特定の機種に狙いを付けていた
それが特価になっていたので迷いはなし
一眼レフを使っていて不満はなかったので
NIKONなら間違いなかろうとの判断をした

これは普段使っているNIKON D70s
レンズ、スピードライト、三脚など本当は投資したいところだが
趣味にまわせる資金はオーディオに集中投下

二兎を追いたいのだが、一兎すら追い切れないので無理
いつかは・・・もう少し充実できるだろうと気持ちだけは
切らないように、事あるごとに持ち出している
最近のこのサイトの写真は基本的にこれで撮影している

さて、S510の使い勝手はどうなのか・・・
とりあえず、撮影ができるようにセッティングしただけなので
とても感想を述べられるレベルには無いのだが・・・

一眼レフを普段使いしている者としての慣れもあるかもしれないが
撮影という行為自体なら、D70sを迷わず選ぶ

まぁ、上手に使い分ければいいのでしょう

2008年3月8日(土):もうちょっと対決

タイミングを見計らって、またまたBrihgtenRockを聴いた
それもそれなりの音量で・・・(^^ゞ
ソフトにもよるとは思うが意外にうるさくならない
20cmというユニットのゆとりを感じる

音の印象としては、自分の記憶として一番近いのがモア
近いと思えるだけで、もちろん次元は全然違うが・・・

168ESとはコーン形状が違うせいか
コーンの強度不足のようなことを感じる瞬間があるような
そんな気がするのだが・・・
スピード感のある音が出てくる時にたわんでいるような・・・
このようなことを聞き分けられるとは思えないけど
これが俗に言う歪みということなのかなぁ

とはいえ繰り返しになるが、これはこれで面白い
このガツンと来る感じ、ゴリゴリ感はこれはこれで虜にさせる
こうなると、208EΣで鳴らしてみたくなるところだが
それは愚息の努力に委ねることとしよう・・・

ツィーターFT17Hもなかなか、あっけらかんと鳴っていい
T900Aとは音質、音色が全然違うようなので比較しづらいが
カタログデータ通り、レンジは十分なのだと思うし
T900Aよりも、むしろの素のままで音が飛び出してきているようでもある

今回初めてセッティングをまともにして、使った訳だが
これくらい手をかけてやらないといけなかったのかもしれない
2種類のコンデンサーしか試していないが変化は大きい
大切な調整パーツであることを実感した次第

さて、これまでBrightenRockをそれなりに聴いてきた
ネッシーとは違う魅力があるのだがそれだけでは・・・
超低域が出ないのがどうしても寂しいのだ
例えば、クラシックを聴いたときの雰囲気がまるで違う

残念ながら、、メインにはできないかな

2008年3月2日(日):クロッカスが咲き始めた

朝晩は冷え込む日が続いているが
それでも春は着実に近づいているということかな

今年もクロッカスが咲き始めた
今のところ、黄色だけ・・・紫は出てくるかなぁ〜?

水仙も茎が出始めたようだし、チューリップも生え出した

毎年、何一つ世話もしないのにこのように花を咲かせる
つくづく自然は偉大だなぁと思う

これまでになかったような草木が新しく出てこないかなぁ
それを見落とさないようにするためには
草取りを熱心にしてはいけない。。。(^^ゞ
芽を摘んでしまっては発見は無いのだ

2008年3月1日(土):BrightenRock(BR) vs ネッシーJr.ES(N)

手間のかかる聴き比べなどは一切していない
Nに繋ぎ戻して少し聴いた印象の違いだけである

誰が聴いても、別物だとわかるくらい音の出方が違う
カチッ、ゴリッと聞かせるのは間違いなくBRで
中低域が塊のように飛んでくる迫力はBRが勝る

口径が20cmであり、BHであるからなのだろうが
確かにロック系はガンガンいけるのではないかと思う
思わず、その魅力に引き込まれそうになる
音楽をかっちり聴くのであればBRかもしれない

Nは雰囲気で聴かせるという感じだろうか・・・
使っているツィーターやESユニットのせいか明らかに高域寄り
ほわ〜んと聴かせる感じで、音に芯が無い様でもある
BRの中低域を求めようと思うと相当にボリュームを
上げないといけないがそれでもBRのゴリゴリ感は出ない

ユニットのサイズが違う、世代が違う、リングの有無も違う
さらにツィーターも違うし、板材の材質も違う
これだけ違っているとBHと共鳴管という違いもさることながら
他の要素の違いも多過ぎるので
比較することに意味が無いような気もするが・・・

さて、ではどちらを選ぶかと問われると・・・
私としては、これまで手をかけてきた以上
Nを選ばざるを得ない訳で・・・敢えてBRのアラ(?を探そう

何よりも超低域が出ない
周波数別音源で確認するとまぁ再生できているかな
というのは40Hz台からで、30Hz台は寂しいし、20Hz台は無理
レベルは低くても、この帯域が出ているか否かで
空気感のようなものが違ってくると思う

次に・・・次は・・・特に無い(^^ゞ
強いて言えば、ルックスかな
個人的にはもう少し縦長の方がいいかな、と思う
けれども、それではBRならではの合理的な板取りができないし

ツィーターの使用を必須と考えればこのくらいの高さの方が
椅子に腰掛けた場合の耳の高さとの相性は良さそうだ

ということで、BRはなかなかに良い(好み)という結論になる

ただ、うちのはアルミ缶師匠のオリジナルとは異なる点が幾つもあって
本当はもっと素晴らしいのかもしれず、これを読んでおられる方は
以下のことを割り引いて、お考え戴きたい

大きな違いはユニットで、FE208EΣではなくFE204を使用
ツィーターもT900A(これは贅沢過ぎだが)ではなくFT17Hを使用

板材はMDFではなく、ランバーコア材を使用し、側板は21mm厚

したがって、オリジナルよりは明らかにユニットと箱のスペックが低い
箱は強度不足だと思うが、これはユニットがΣに比べれば非力という
点を考慮すれば、案外バランスはいいのではないかと思っているし
作例を見るとFE204とFT17Hの組み合わせを良く見かけるので
これはこれでいいのではないかとは思っている

想像だがオリジナルに比べれば、ソフトタッチで万人向け
ソフトを選ばない仕上がりになっているのではないかとも思う

ただ、FE168ES+T900Aに比べれば、明らかに品位は落ち
繊細さ、分解能、高域の伸びの無さは如何ともしがたい
いいスピーカーではあるがこの辺りはコストとの兼ね合いかな

もしかすると現代のFE206EやT90Aとかを使えば
このことは随分改善されるのかもしれないが試すゆとりはない

さて、「6畳間に20cmは無理」というのは必ずしもそうではないこと
それが今回よくわかったような気がする
確かにその持つスペックを最大限発揮できるかと問われると
ノーと答えざるを得ないが、優位性はそれなりに発揮されるようだ

ということで、同じ苦労をするのであればJr.ではなく
20cmのネッシーIIを作っておけば良かったかな・・・
と今更ながらに少し後悔しつつも、まぁこんなもんだよな
と思っている今日この頃なのである

  
 

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