第7回オペラレクチャーコンサート 
特集:ビゼー作曲オペラ「カルメン」

2011年8月7日:可児市文化創造センターアーラ演劇ロフト
10時と14時の2回公演

特集:ビゼー作曲オペラ「カルメン」 演奏:可児オペラグルッポ
オペラ解説:堀山淳子  ピアノ:竹内まゆみ、池田千明
カルメン:加藤美香  ミカエラ:鷲見真純 
ドン・ホセ:可児修司  エスカミーリョ:早川達志


〜カルメンあらすじ〜
【第1幕】
 時は1820年頃、舞台はスペインのセヴィリャ。ドン・ホセは故郷で傷害事件をおこ
し、田舎を離れセヴィリャで軍隊に入隊し人生を変えようとしています。
 タバコ工場で働く女工たちの中で、若い男たちに一番人気のあるジプシーのカルメンは
「ハバネラ」を歌って男たちを魅了します。ところが、衛兵のホセだけは彼女に興味を示しません。そこでカルメンは胸に付けていたカッシアの花をホセに投げつけ去っていきました
 そんな中、故郷に残した許婚のミカエラが母の手紙を持ってやってきます。故郷に残した母を思うホセ。二人は愛を確かめ合います。「母の便りは」
 仕事に戻った女工たちは工場の中で喧嘩騒ぎを起こします。原因はカルメンで、彼女は捕らえられます。でもカルメンは「セギディーリャ」を踊って衛兵のホセを誘惑して手縄をゆるめさせ、逃げ去りました。

【第2幕】
 1か月後、カルメンたちジプシーの仲間が集う酒場に花形闘牛士エスカミーリョが現れ、みんなの歓喜に応えます。「闘牛士の歌」
 カルメンを逃がした罪で禁固となっていたホセは、閉店後の酒場にいた彼女に会いに行きます。ホセは彼女からもらった花を手に「花の歌」を歌い愛を告白しますが、それならばとカルメンは彼に軍隊に帰営しないで、すべてを捨てて自分の下に残るように求めます。ホセは迷いましたが仕方なく脱走兵としてジプシーの仲間となったのです。

【第3幕】
 カルメンのジプシー仲間は密輸をして稼いでいました。そのことを知って後悔するホセ。カルメンはそんな彼に愛想を尽かします。カルメンの恋心は、すでに闘牛士エスカミーリョに移っていました。
 そこへホセの故郷からミカエラが訪ねてきます。彼女からホセの母が重病だと聞いて、彼は故郷に帰ることにします。「何も恐れるものはない」

【第4幕】
 1か月後、闘牛場前の広場。この日は闘牛の当日で、カルメンと愛の言葉を交わした闘牛士エスカミーリョが闘牛場に入っていきます。「俺を愛しているか」
 広場に残ったカルメンの前に現れたのが、戻ってきたホセです。やり直そうと言うホセでしたが、カルメンは彼を相手にしません。しつこく食い下がるホセに対し、カルメンは昔もらった指輪を投げつけました。そのときホセは激昂してカルメンを刺し殺してしまいます。そしてその場に呆然と立ちつくしたのでした。「自由に生まれて自由に死ぬのさ」





001カルメン解説@




002ハバネラ




003母の便りは




004池田千明インタビュー




005カルメン解説A




006セギディーリャ




007竹内まゆみインタビュー




008カルメン解説B




009闘牛士の歌




010早川達志インタビュー




011カルメン解説C




012花の歌




013カルメン解説D




014何も恐れるものはない




015鷲見真純インタビュー




016カルメン解説E




017俺を愛しているか




018自由に生まれて自由に死ぬのさ




019加藤美香インタビュー




020可児修司インタビュー








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