計算道ゲームK.D.GAME
   Subtraction(ひき算)
    Addition(たし算)
   Mulitiply(かけ算)
    Division(わり算)

元々は「クリプトゲーム」として市販されていましたが、現在は市販されていないようです。
というわけで、名前もわかりやすいように「計算道ゲーム」と変えさせていただきました。


  ※ このカードを希望される方は一番下を見てください。
幻のゲームの概要
今から35年ほど前に流行った計算ゲーム。

1から25までのいずれかの数字が書いてある5枚のカードすべてを使って、指定された数字になるように計算(基本的には暗算)するというゲーム。

ほんの数秒で解けるものもあれば、5分かかってもできないものもある。

3000回に1回はできないことあるという。(記憶違いか?)

5枚のカードに書かれた数字の関係をすばやく判断し、順序を入れ替え計算式を作る。

カードを見た瞬間に解けたときの爽快感もさることながら、長時間かけて解けたときの達成感もすばらしい感動でした。

でも…疲労感もありました〜。
 
このゲームのすばらしいところは、単に数の関係(和・差・積・商)を考えればよいというのではなく、数の仕組み(素因数分解)をも考えさせるところにあります。

例えば、14、21、24から16を作る必要があるとします。

どうしますか?

14=2×7、21=3×7、24=3×8、と考えれば、

14×24÷21を分数の形にして約分すれば、2×8が残って16が出ます。

どうですか、このゲーム。

最近の計算ブームにピッタリではないでしょうか?


幻のゲーム説明書(なくしてしまったので、私が考えました)
カード構成 1〜10までの数字カード各3枚(数字の色は黒)

        
11から17までの数字カード各2枚(数字の色は青)

        
18から25までの数字カード各1枚(数字の色は赤

対象年齢:四則計算ができればけっこう解けます。

たし算・ひき算だけではちょっと苦しいかも…。

そのときは黒色の数字カードだけを使ってください。

色分けはそのためにあると思います。

数字の分解ができれば最高です。

遊び方

1 52枚のカードをよく切って、5枚のカードを取り出します。

2 次にもう1枚カードを取り出し、それを「答え」とします。

3 5枚のカードを全部使って「答え」が出る計算式を作ります。

    
計算式を作るときのルール

1 カードの順序は入れ替えてかまいません。

2 5枚のうちから2枚で1つの計算式を作ります。

3 その結果は必ず次の計算の先頭に来るようにします。

4 このようにして5枚のカード全部使った4つの式を示して「答え」を導きます。

5 例を上げます。

(1) 18、6、7、1、10の5枚のカードから9」を作ります

   
@18−6=12  A12−10=2  B2+7=9  C9×1=9

(2) もう一つちょっと複雑な例を上げます。

   4、24、5、25、22から「12」を作る

   @25÷5=5 A5+22=27 B27ー24=3  C3×4=12

 特に(2)は四則計算全部使っていますから、「グランドスラム」と呼びます。(私が決めたルール)

その他の注意

 1 答は1通りではありません。

   いくつも見つかることがあります。

 2 3000回に1回程度できないものがあるようです。

 3 実は「負の数」を使うと簡単になります。

   中学生には、その時の状況で「正の数」の範囲とするか「負の数」までの範囲とするか示してください。

 4 「0」の使い方は「たし算」だけとした方がいいと思います。

   というか、「1」として使った方がいいのではないでしょうか。

 例 同じ数字が2枚ある時「5÷5=1」と決めておい た方がいいですね。


早く解くコツ
1 カードが配られているうちに、大まかな数の関係(和・差・積・商)を考えておく。

  特に小さい数にすると簡単だから、差と商を考える。

2 どの数を最後にするか考える(当たりはずれがありますが大事)

  例 14、9、5、10、4から「25」を作る。

 5を最後にすると、残り4枚から5(積)か20(和)か30(差)か125(商)を作ればいいわけですね。

  そうすると、

    @4×9=36 36+14=50 50÷10=5 とか

    A14+4=18 18÷9=2 2×10=20 とか

    B14−9=5 5×4=20 20+10=30 なんと3通りもできます。
 
 最後を14とすると、残り4枚から11(和)か39(差)か350(商)を作ればいいわけですね。

    @     5+4=9 9÷9=1 1+10=11 ができますね。

    A   4×5=20 20+10=30 30+9=39 もできます。

      (ただしAの場合、+10と+9を入れ替えたものは同じ計算式とします。)

 つぼにはまれば、答のカードが出された瞬間に、解ける場合があります。

 気持ちいいですよ〜。

 私も、コツを教えたばかりに、子供たちに負けることが多くなりました。


カード販売
このカードは、現在販売されていないようです。

どうしてもという方には、私が作ったものをお分けします。

PDFファイル版

  PDFファイルデータをCDに収録してあります。

  名刺カードに印刷してください。

  販売価格:500円(税込み・送料は300円)


製品版
インクジェットプリンターで作ったものですからあまり期待はしないで下さい。

仕様:名刺サイズ

    厚さは0.24mm前後

    52枚+予備カード3枚+説明書

    表:カラー印刷・裏面は印刷してありません

    税込1000円

    送料は300円です。


ご希望の方は、メールでお知らせ下さい。

振込確認後、2,3日でお送りします。

でも…ご自分でも作れますよ!