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お宮の掃除
2004/1/3

年末の日曜、お宮の掃除をした。
うちの近所、栄町3班、11軒は、毎年、広見神社に併設された稲荷様の掃除をする。
ここのお稲荷さんのお世話は、うちの班の領分。

稲荷様の小さな参道に奉納する、赤いのぼりを新しいものに付け替える。
暗いうちからの初詣の参拝者のために、足元を照らすライトを設営。
稲荷様の周りを掃除して、2時間くらいで終了。

本殿とその周辺全体の掃除は、伊川(だと思うの)の人たちが、もっと大人数で、丸一日かけて行なう。
草刈、本殿の掃除、門松つくり、初詣の日に燃すまきの準備。
こちらの仕事は、うちよりはるかに多い。

ダイオキシン汚染防止法なんのその、今日はお宮のあちこちで、枯葉を燃す白い煙が上がる。

父から班の付き合いを引き継いでどういういきさつがあって、うちの班が稲荷様のお世話をしてるのかまだ知らない。
稲荷様は、本殿のとなりにあるのだけれど、併設というより、となりにあとから(勝手に)くっつけ建てたように見える。

ホタル見物を当てこんで道路脇に、勝手に店だすたこ焼き屋、センター試験会場の予備校のちらし配り、救急車を追っかけるアメリカの弁護士。
どうも、本殿の参拝者狙い、人のふんどし戦略、せっかくだから稲荷様も建ててお賽銭獲得、という魂胆があったんではないか、なんて言ったら、罰当たりと叱られるかな。

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