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花祭り -宮太鼓-
2003/4/17

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アルバムへリンクお祭り二日目、今日の午前中の子ども御輿でファイナル。
晴れました、目が覚めたら、バッチリ明るい、良かった、雨の中、おじさんばっかでお御輿引っ張って終わりじゃちょっと淋しい。

9時集合、もう役員さんたちはたいがい集まってる、遅れてすいません。子ども達も、お父さんお母さんに連れられて集まり始めた。
役員のみんなと、晴れてよかったと挨拶を交わす。
配った半被が80ちょっと、父兄を入れれば100人を越すくらいの行進になりそう。
子ども達は、幼稚園から小学校低学年くらいの幅、それに、父さん母さん、ひょとしたらおじいちゃんが、大半を抱っこしていかなければいけないようなちびチャンが少し。

人数がそろってきたところで、年季の入ったおじさんと中学生のチームの宮太鼓のお囃子が始まる、
笛は大人が担当、少年少女は太鼓を叩く。
若い子も、細く鞭のような竹のバチを伸びやかに振い、その姿は様になってた。
私の思うより高く、よく通る太鼓の音は、近くにいるとビリビリ鼓膜を震わせ迫力がある、練習してるんだな。
お囃子が一節(ていうのか?)済んだところで、集まってたギャラリーから、オーかっこいいと、拍手が起こる。
よし、いざ出発。

宮太鼓と子ども御輿は、二手に分かれ町を回る。今日の私のお勤めは、宮太鼓の先導、二週間前の打ち合わせでプリントいただいてガッテン承知。

のはずが、センターを出て、どっちに曲がるのかと御輿に聞かれて困った、わからない。打ち合わせで、コースのプリントも貰い、説明も受け、先頭を行くもんがコースがわからないでどうする、と気付いたのが今この瞬間。

プリントはうちに置いてきた(と思う)、プリント持参の人に、コース図だけちぎってもらい、地図を横にしたり縦にしたり、焦りまくりでコース確認、ごめんなさい、ちょっと待ってて、申し訳ない、ほんとに与えられた役に自覚がない。

でも、もうひとりの先導も似たようなもんで、やっぱり誰かから地図をひきちぎってもらってきた。
とりあえず、センター出て右に曲がるのはわかった、その次どこで曲がるのか、二人で地図を片手に確認、もうすぐ左折のはずなのに、どこの通りを曲がるか、どうも意見が合わない。
でも、お御輿は進む、焦る。

結局、今日のコースと昨日のコース、二人が違う地図持ってたと判明、正解は私、エッヘン(目くそ鼻くそを笑うってやつだな)。
で、私の導く方向に宮太鼓チームは進む、ヤレヤレ。

宮太鼓の行列は順調に進み、リビングイチハラから郵便局へ、交通安全係のおじさんと二人、車をとめて広い道路を横断、そこのけ、そこのけ御輿が通るてなもんだ(あきらかに調子に乗ってる)。

こちらの行列は、ご祝儀持参のおばさんが、ポツポツと外に出てくださる以外は静かなもの、太鼓叩いてないとき、中学生が先に行き過ぎておじさんに怒られたりしながら、ゆっくりのんびり、歩く。
広見の東の端から西へ、お墓の近くの公園へ向かいそこで一旦休憩。
途中、鮨幸のあたりで、半被着た子どもとお母さんが、お囃子の音を頼りに出てきた、アリャ、ゴメン、そういえば昨日の雨でセンターからこっち(北側か?)は回らなかった。ゴメンね、こっちで待ってても今日、子ども御輿はこない。
と言う事で、お母さんに子ども御輿のコースを説明。
こうして、お祭りに参加する身になると、参加者は多いほうが良い、結構丁寧に説明しました。

公園で休憩、補給部隊が軽トラで、ジュースとお菓子を運んでくれる。
太鼓の子ども達にあげると、女の子達が大きな声でごちそう様ですと返事。
オオ、男の子達も、ペコリと頭を下げる、みんないい子ジャン。
そういえばさっきおじさんに叱られた時も、素直に戻ってきたし、太鼓叩いてない時も、列を乱さず行儀よく歩いてる。
しらない中学生というと、やたらに地べたに座るガキみたいに思うおじさんは、自らの偏見を深く反省。

休憩中に巡回コースについて、変更があった、昨日廻るはずのセンターから南は、雨で中止、今日の予定は、センターから北だけ。
でも、それじゃまずい、去年ご祝儀頂いたとこは行かないと、今年も用意して頂いているのに申し訳ない、義理は欠けない、貰うもんは貰っとかんと。
なるほどごもっとも、せっかくのご好意を無にしちゃいかん、コース変更、時間もないので、去年の実績を頼りに、主要な箇所を重点的にを廻ろう。
と言う事になって、休憩終わり、サァ集金、じゃなくて、さあ出発。

進路を南に、ご祝儀いただき、手ぬぐい渡しつつ、笛と太鼓で広見縦断。
子ども達が、代わる代わる叩く太鼓の拍子は、当然曲名があって、比較的やさしいのから、難しいのまである様子。
師匠のおじさんに、あれやってみろと言われ、自信なさげに、挑戦する子、上手いと誉められる子、いろいろ。
おじさんに誉められた子には、子ども達も上手いなという顔をするし、ちょと失敗した子は、首を傾げ反省しきり、みんな本気で太鼓やってるなと、おじさんは感心したよ。

宮太鼓は、町を廻ったら、集会所に御輿を運んで行進終了、そこから広見神社へ向かい、子ども御輿について行った役員さんと合流。
まずは一仕事終わり、ご苦労様でした。