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黄葉 in 可児

奥飛騨に行けば、きっと鮮やかな紅葉が見られるのだろうけれど、可児あたりではいまいち。

でも、可児周辺は、落葉樹の多い山が残っているから、秋らしい風景はある。
紅葉とは言いがたいから黄葉。

DAMU.JPG久々利から土岐へ抜ける土岐可児線、郷土歴史観から小渕ダム、豊蔵資料館を越えて大萱までの道筋は、落葉樹が多い。

広見のほうから、つまりバロー広見店から多治見へ、じゃなくて、久々利、土岐へまっすぐ。
可児公園の西口、市民の広場を左手に見るあたりから、なだらかな曲線の山々が黄色、茶、赤、鮮やかではないけれど、穏やかな暖色系のパッチワーク。

右手に東明小学校が見え、田んぼの中のお寺さんに、真赤なモミジ。
久々利の入り口、交番の交差点を越えると、春秋園、ノムラモミジの林がある庭園が左手。

つぎは郷土歴史館が右手。ここの小さな庭もすっかり秋色、と言うか冬の気配、桜の葉っぱはもうほとんど散り終えた。

ここを抜けると、両側が少し広くなって小渕ダムが見えてくる。
右も左も、正面も黄葉の山。
広がりのところを道路は左にカーブ、その終わり、ダムの景色の入り口に、左に折れる道路がある。

小萱チェリークリーク、ゴルフ場へと向かう道、ここの駐車場のトウカエデが、今年は鮮やかな紅葉だったけど、10月の間にほとんど散ってしまって今はもう終わり。

小渕ダムは、水のないのが残念、おまけに東海環状線の工事中、でも、右手の黄葉はなかなか、橋の所まで来ると目の前に黄葉の山。
絵筆の先から、画用紙に、赤茶の絵の具をポトポト落とし、しずくをフーッと吹いて散らしたら、あんな感じにならないかなと思う。
丸みを帯びた枝ぶりが、モコモコ重なりあっている。

橋を越え、キュッと狭くなった道路がすぐに明るく開けると、左手に鮮やかなモミジ、八坂入彦命墓がひっそりとある、ここのもみじはかなり大きい。

お宮右手にある漬物屋さん、大萱の里でカラフルなおにぎり買ってちょこっと行楽気分。
漬物屋さんから豊蔵資料館までの道の右手に深く大きめの水路。
水路の向こう岸の樹は、水路を越えてこちらの道路を覆おうとするように一杯に枝を伸ばしている。
黄葉の樹と山が一緒にこちら側、水路と道路に雪崩れてくる感じ。

豊蔵資料館の入り口を過ぎると、ここから冨士カントリーの三叉路までは、森の中、昼間もほの暗く、道路も狭いのですれ違いに注意。

狭い道を抜け少しのぼる途中に三叉路、左は、桜並木の冨士カントリーを越えて御嵩へ抜ける道、このまままっすぐ進めば、土岐市。
ここは左に曲がって、御嵩へ向かいましょう。

冨士カントリーのクラブハウスを抜け、左カーブの登り、山の尾根を走る道路は、両側の谷の木の樹冠が、目線の高さにあるので、空中回廊みたい。

回廊を越えると、道路は大きな道路に突き当たる。
右折すると土岐の陶器団地、左は、工業団地を抜けて御嵩へ降りていく。
左に折れると、ちょっとの間、広い一本道、飛ばしすぎに注意。
すぐに下り坂、工業団地、と言うか工業団地用地、左手の山は赤色の紅葉が、久々利側より多い気がする。広くて見晴らしのいい道路だけど坂だし、カーブもきつい所なので運転にはますます注意。
眼下に御嵩の町、その向こうも紅葉の山。

坂を下りきったところに信号、ここを左折して南山団地、上り坂の天辺のトンネルに入る直前、左手の紅葉は美しい。
トンネルを抜けて、下り坂、町の向こうに黄葉の山。左手の南山公園の木々も黄葉。

下りきった所に信号、ここも左折、すぐに、左手に御嵩の森入り口、道路から見てもここの紅葉はなかなか、ちょっと寄って散歩も良い。
この道はまっすぐ行ってしまうと、細くてゴチャゴチャするので、リサイクルショップの所を右折、川沿いの道を通って、信号のある交差点。

このまままっすぐ、瀬田から広見小学校、そして市役所まで続くけど、紅葉は楽しめないし、瀬田農協までは工事中で道が狭い。
左へ曲がれば可児公園の東のゲート、こちらは両側が山で紅葉が続くからこちらを選択。
このまま山を越えると振り出しの土岐可児線に出て振り出しに戻る。
可児公園の中も落葉樹が多いので、公園内を散策するのもいいと思う。

2002/11/17

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