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消防団
2003/6/22

15年ほど前、私もやっていた消防団、毎年5月の夜は、あちこちで操法の練習が行なわれています。

今年の操法大会の様子を、現役消防団員のスズキ床屋の若旦那に撮ってきてもらいました。

操法大会のお話しも書いてもらいました。
御覧下さい。

さる6月1日に操法大会が行なわれました。

操法大会といっても、消防団をご存知の方、消防団を経験された方にしかわからないと思いますが、消防団操法大会は、消防団の年間行事の中で、一番重要(たぶん)な行事です。

操法とは、ポンプ車(消防車で水をくみ上げる機能を持つもの)、または可般ポンプ(持ち運びのできる消防用ポンプ)を使用して、指揮者と機関員(ポンプ車操法は5名、可般ポンプ双方は4名)からなるチームが、水槽(消火栓や消防溜池の代わり)から、水を汲み上げ、模擬火点(火を想定した的)に向かって放水して、そのタイムとチームの規律に対する評価点の二つの点数(ジャンプ競技の距離と飛形点みたいなもん)の総合ポイントを競う競技です。

操法の練習は、大会で良い成績を取るため、ではありますが、それよりも大切な事、第一の目的は、この訓練を通じ、実際に火災が発生、現場に急行した時、迅速に、そして的確に消火活動ができる技術を習得し、それに熟練することです。

我々、広見消防団、第一分団第一部(通称1の1)は、4月下旬から操法大会当日まで、土日を除く毎晩、訓練を行ないました。

広見消防団は、惜しくも入賞は逃しましたが、連夜の訓練で、火災発生の際(無いに越したことはありませんが、ここ2、3年、火事が多くなっているようです。)迅速で的確な消化活動ができると思います。

最後に、今年の1の1要員(出場選手)を紹介します。
指揮者(文字通り、指揮をとり、皆をまとめる)
今井峰彦
1番員(ホースの筒先を持って火点に放水)
田村一郎
2番員(ホースを伸ばし、かつもう一方の火点に放水、体力が要ります)
川上勝叶
3番員(ホースを伸ばし、かつ伝達に走る、これも、体力が要ります)
肥田和久
4番員(消防車両の操作を行なう、別名機械員、操作を誤れば水が出ない、重要なポスト)

ご苦労様でした。

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