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1999年1月 斜度への挑戦! スイス、グリンデルワルド |
スイスで最も美しいと言われるグリンデルワルドで、たっぷりスキーを楽しみまし
た。
今回のスキーの目的は、有名なアイガー北壁を見てみること。見るだけです。アイガー北壁は、滑れません。急すぎます。(^^) そして、007の映画の舞台になったシルトホンを滑ってみること。 又、ヨーロッパ最高地点3454mの駅、ユングフラウヨッホまで、カワイイ登山列車で 登ってみること。 登山列車を降りたら、3571mのスフィンクス展望台まで登り、ついでに、厳寒の外へ 出て標高4000mにある氷河の上を歩いてみようという計画です。 軽装備とスキーで行くことのできる世界最高峰の景色が待っています。 もちろん、山を下りるときはスキーに決まっています。 決して、ゴンドラなどでは下りません。 スキークラブの名が泣くでしょ!
クライネシャイディックからは、最高の景色が見られます。アイガー・メンヒ・ユングフラウの勇姿。 素晴らしい!なんて美しいのでしょう。 スフィンクス展望台からの眺めは最高です。 美しい氷河の世界を堪能した後は、少し下ってから、氷のトンネルに入ります。 ツルツルの氷の通路を下へ下へと降りていきます。 あまりのツルツルさに、VTRカメラを持ったまま転んで、そのまま止まりません。 とても幻想的な、素晴らしい氷のトンネルなのですが、意外にも、この場所までは日本人は来ないそうです。なるほど来ないわけです。ツルツル滑って、歩けないもの・・・!
「初滑りが、スイスのアイガーだなんて、イイよネ〜ぇ!」と、クラブ員は、大喜び。
実は、これからとんでもない斜面が待っていることなど、誰も知りませんでした。 トンネルをくぐって、ピューッとカッ飛んで出てきました。 オッ・ト・ト・トト〜ッ! 「なんだ、ここは?崖かい?」「いや!コースみたいだね。」 「コース案内には、アイガーグレイシャー、と書いてあるぞ?」「アイガー氷河?」「ホントに、コースな のかい?」「黒い線が書いてあるぞ」「トリプル・ブラック・ダイヤモンドだ!」 「ここの看板に、リスクは自分で負え。と書いてあるぞ。どうする?」「いまさら、 帰れないだろう!」「行くぞ!」「お〜ぅう!」
ホントに、コースだったのですが、日本人にとっては、崖だったのです。
今年の初滑りなのに、ツルツル・アイスバーンで、なおかつ、40度以上急斜面、お
まけに、クレバス付き。
「クレバスに落ちたらどうするの?」「クレバスなんて、初めて見るぞ!」
のんきなことを言っています。遙か彼方にクライネシャイディクの登山列車の駅が見えます。 美しい。「シェ〜ェ!」「アレ〜ぇ!」悲鳴が・・・、アイガー山にこだましています。 スキーのエッジが・・・、まったく歯が立ちません。 奥歯が浮くような青氷のアイスバーンです。 鳥肌が立ちます。スケートリンクが、40度の斜めになっている感じです。 これが、アイガー氷河のスキーか!素晴らしい!世界最高の斜面です。
次の日は、登山列車とゴンドラを乗り継ぎしながら、スキーツアーで山越えをして、シルトホンへ行きます。シルトホンは、「女王陛下の007」の舞台となった場所です。 その頂上にある「ピッツグロリア」の回転レストランで、大パノラマを肴にビールを 飲もうというのです。 当日は、天気も良く、真っ青な空のもと、真っ白な雪をかぶったアイガー・メンヒ・ ユングフラウを存分に堪能できました。 レストランでは、日本人らしく(?)ジェームスボンド・スパゲティを食べてみました。 やけにデカイ・フランクフルトが、乗っかっています。 どんな、意味があるんじゃい? 味は、ヨーロッパ人好みです。(^^; JBスパゲティはともかくとして、この景色は、一生に一度は味わった方が良いと思 いますよ。
氷って、こんな青色をしていたのか?空の澄み切った青色って、こんな青色だったのか? 空気が澄み切っているって、こんな感じだったのか? 軽井沢でも北海道でも味わうことができない「日本とは違う透明感」を感じられます。 地球って、こんなにキレイだったのか。と、しみじみ感じてしまいます。 右の写真は、ホテルから出て左奥から見た教会と街と雪景色です。 また、行きましょうね。 |