カード考察 ブースター4 

M-219

ウイングガンダムゼロ

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このパックのメインとなる新機動戦記ガンダムWの後編の主人公機、トールギスと共に5体のガンダムの原型となったMS。だからゼロ。
ゼロシステムが与えるパイロットへの悪影響を理由に、設計図のみの存在であったが、ガンダムサンドロックのパイロットであるカトル・ラバーバ・ウィナーが完成、搭乗する。
ヒイロが宇宙に上がってからは、五飛とトロワも一度ゼロに乗る。またしても暴走かと思いきや、五飛は「本当の敵」を見つけ、ヒイロ達との共闘を決意。トロワは記憶と精神を取り戻す。以降、ゼクスとの闘いまでは実質ヒイロの機体となる。
と言う事でウイングガンダムの強化版といった感じで、前回同様にこのパックで一番を飾るカード。
だが、同じ10ポイントで宇宙属性のみと、一旦前のウイングの方が上のように見えるが、変形すると、空海宇宙とほとんどの属性に出撃できるのが売り。
νやZに並ぶ最強クラスのカードと言っても良いだろう。

 

M-220

ガンダムMk−W

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地球連邦軍内から派生したエリート部隊、ティターンズは、地球上で活動する反政府組織カラバに対抗すべく、アナハイム社から入手したガンダムMk-III のデータを元に、地球のオーガスタ研究所で新型ガンダムを開発させた。
同研究所では初のガンダムタイプの機体であったが、準サイコミュ兵器”インコム”を試験的に装備し、後に開発されるガンダムMk-V に基本的な設計思想が受け継がれている。
と言うわけでゲーム上ではガンダムから開発される機体で序盤から使えるサイコミュ装備のガンダム系として使える機体であったが。
このゲームでもポイントは高くなっており、本来なら万能で宇宙地上水中と使用できるが、なぜか地上属性のみとなっている。
汎用性は良くないが、10ポイントでキラカードで陸属性が使えるのは、このカードとνガンダムのみ(武者編の大将軍もいるが)まあ、インコム装備なのでNT専用機では無い所が残念だが、なかなか優秀なカードである。

 

M-221

ガンダムエピオン

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OZを追われ、ロームフェラ財団に幽閉されることとなったトレーズ・クシュリナーダ。だが、トレーズはこの雌伏の時をも有効に利用した。世界国家連合を創設するために、その原動力となるサンクキングダムの復活を助長したのである。その為にトレーズは密かにヒイロ・ユイと接触、当機を引き渡した。
火器というモノを、頭部バルカン砲にいたるまで排除、替わりにヒートロッドとメガ・ビームサーベルを装備し、近接戦闘において無類の強さを発揮できるようにチューニングされた。
またウイングガンダムゼロにおいて使用されている「ゼロシステム」をも採用、トレーズの思惑はさておき、やがて来るであろうウイングゼロとの一騎打ちを予測していたのかもしれない。
SFCソフト新機動戦記ガンダムWエンドレスデュエルのラスボスとしてのMSであり、突撃必殺技のナイトメアブリングや、恐怖の超必殺技であるスパークウィンド(ダウン効果&ガードキャンセル)と言ったありえない究極技も持っているらしい。
とそのゲーム上では隠しキャラで究極の力を持っているはずだが、このゲーム上ではウイングガンダムの格下、だが変形できる9ポイントとしては結構安定しているのが売り。
変形してキラコンボを決めるのは有効なので、スターター1などの万能キラカードなどと組んで使えるだろう。

 

M-222

パーフェクトガンダム

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連邦軍の計画MSRX-78ガンダムの性能向上案の1つで、機体性能を最大限に発揮することを目的として設計された高性能機である。
主武装は2連ビームガンで、固定武装として右肩に大型ロケット砲を備え、さらにシールド裏側には宇宙機雷4基を装備する。脚部と胸部の装甲が強化されているが、バックパックは高出力タイプのものに換装され、脚部にもバーニアが増設されているため、機動性はむしろ向上している。
まさにパーフェクトの名にふさわしい機体であるが、開発の経緯やスペックなどについてはほとんどわかっておらず、その存在は疑問視されることも少なくない。
9ポイントで海と空属性を持っているかなり強力なカード、当然ガンダム系であり、キラコンボにもガンダムコンボにも使える点がある。
ブースター3のフルアーマーガンダムと比較されているが、この属性のカードは無いといっても良いくらいなのである。
何せよ、使い勝手は良いブースター4の最強クラスのカードである。

 

M-223

∀ガンダム

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地球にて長らく石像「ホワイトドール」として埋もれていたガンダム事、このゲーム上でもっとも最新のガンダム、∀ガンダムの再登場。
前回に引き続き、∀同士で変形する能力がつき、スターター2と、ブースター3の∀に変形する事が出来るようになる。
ガンダムハンマーを装備して、素手の状態から1ポイント上昇しているが、それ自体ではやや力不足。
そして、変形して9ポイントになるのならばこのカードはキラカードである必要は無くなってしまう。
と、扱い方しだいでは強いカードにはなるが、矛盾ばかりである。

 

M-224

ハリー専用スモー

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同じく、∀ガンダムに登場するディアナカウンターのMS。ディアナ様親衛隊専用のMSでディアナカウンターのMSの中では一番の性能を誇っている。
装備の面でも「Iフィールド・ビーム・ドライブ」システム搭載でビーム兵器に対する耐性を持っている。
その他にも専用のビームガンやヒートサーベルを搭載していて、遠近両距離の戦闘に対応している。
専用のブースターを装備すれば大気圏内を飛行することも可能である。で、ハリーの乗っているのは金色のMSその弐として有名。
∀ガンダムと比較してか8ポイントと力はまあまあだが、なぜか空属性のみで素手の∀ガンダムに勝てるかも知れない程度である。
それと、スモー系はこれと、ノーマルスモーのみの割りにどっちも汎用性が悪いのでスモー系である意味は無い。
残念ながら、早々使えるカードではない・・黄金の機体はこのゲームでは使えないのか・・

 

M-225

ガンダムデスサイズヘル

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ウイング0同様、新機動戦記ガンダムW後半に登場する、破壊されたデスサイズを回収、OZに捕らわれていた5人の科学者が極秘に改修した機体。デスサイズ同様、OZからは「ガンダム02」「02の改良型」などと呼ばれた。
新たにビーム兵器を無効化する「アクティブクローク」(胴体前面後面を覆う羽状の金属板)が装備され、武器もビームサイズの刃が2条になったツインビームサイズなど、全面的に強化された。
と、このゲーム上でも7ポイントのデスサイズが8ポイントになっているのでパワーアップにはなっているが。
汎用性は陸属性だけになっているので決してよくない事はしっかり受け継がれている。
劇中では凄まじいほど強くなっているはずだが、このゲームでは通用しない事は珍しく無い事だ。

 

M-226

ガンダムヘビーアームズ改

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同じく新機動戦記ガンダムW後半に登場する、重兵器のガンダム事、ヘビーアームズの再登場。サンドロック同様、ハワードがヘビーアームズを改修した機体。
左腕のビームガトリングが2連装に、バックパックや腰周りのバーニア類が宇宙用に強化された。但し、以前と同じく実弾武装がメインなので弾切れの心配は解消されていないのが問題点であると言える。
と元々地上用であったヘビーアームズが宇宙用に改良されているので宇宙属性のみとなっている、ので他の新GW系と同じ用に汎用性が悪い。
モビルパワーズでは改=NOTパワーアップだが、その中でもまともに強くなっているのはこの辺だけと言っても良いだろう。

 

M-227

スモー

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∀ガンダムに登場する、ディアナカウンター親衛隊専用機として製造・配備された機体。その一般機カラーで銀色の仕様、名称は "Strike Unit Maneuver Operation" (機動戦闘ユニット)の略である。
上のハリー専用機よりもポイントは1ポイントだけ減少している。
上であげたハリー機同様使いかってが悪いので、余程のことが無いとデッキには投入されないかもしれない。

 

M-228

アルトロンガンダム

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新機動戦記ガンダムW後半に登場する、竜一族の根拠地のあるL5宙機域・A0206コロニーにおいて完成したのが当機である。
主武装であるドラゴンハングは両腕に装備された他、手持ち武器もツインビームトライデントに強化され、また背部にビームキャノンが増設されるなど、固定武装も充実した。
ちなみに当機パイロットである五飛は(シェンロンの頃から)、名称とは別に「那?(ナタク)」という愛称で呼んでいる。『封神演義』にも登場する屈強なる武人・中壇元帥の幼名であり、故人となった五飛の許婚が憧れていた者でもある。その少女の魂がガンダムに生きていると信じ、五飛は戦いに赴くのである。
と要するにシェンロンガンダムの強化型であるはずだが、ヘビーアームズやデスサイズとは違い、以前8ポイントなのが7ポイントにダウンしている、その割には空属性のみと汎用性の悪いのもそのままである。
確かにトレーズとの一騎打ちには勝てそうだが・・これではGファイターやアプサラスと同じ能力なのか・・

 

M-229

ガンダムサンドロック改

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同じく新機動戦記ガンダムW後半に登場する、砂漠の岩のガンダム事、ガンダムサンドロックの再登場、地球圏統一連合及びOZに対する破壊工作のため地球に派遣され、マグアナック隊との共闘によって多くの戦果を挙げる。しかし宇宙港での決戦の際、突破口を開くため包囲部隊を巻き込んで自爆。
その後残骸がマグアナック隊により回収・修復され、再び戦列に復帰した。戦場が宇宙に移った際に、宇宙戦仕様への改造を施されている。
こちらも上のアルトロンと同様に、パワーは以前よりもダウンして、ポイントは7で低くなっている。
この辺のカードは・・一体何を考えて作ったのか・・宇宙と陸で7ポイントにしてもまだ弱いような・・

 

M-230

トールギスU

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同じく新機動戦記ガンダムW後半に登場する、トレーズ・クシュリナーダのパーソナルカスタマイズ機。
トールギスの予備パーツから建造された、もうひとつのトールギス。頭部がガンダムタイプに類似した物に交換され、カラーリングが変更されている以外はゼクスのトールギスと全くの同型機である。なお、アニメの企画段階ではトリコロールではなく黒いカラーリングが検討されており、当初、「ブラックトールギス」として紹介された。漫画版では実際にこちらの機体が登場している。
地球圏統一連合・SMS(スペシャルズ/特別モビルスーツ部隊)創設者兼最高指揮官。OZ総帥、階級は上級特佐であるトレーズが最後まで搭乗していた機体であるが、このゲーム上ではもっとも弱いキラカード(何で光ってるカードなの?と言われないのがこのゲームの利点である事でもあるが)
トレーズ専用機はこれ一枚しかないのでパイロット系コンボ等の期待は無いし、ポイントも低い・・まあ、カードゲームで当たりが出たと言う事を伝える事も大切な事だ。

 

M-231

量産型ビグ・ザム

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SDガンダム GGENERATION」にて登場したオリジナルMSをそのままカード化。
ジャブロー攻略用に開発され、大型メガ粒子砲と2本の脚部を装備した、陸上での運用も視野に入れた機体。コスト削減のためIフィールドは耐ビームコートに変更されている。
Gジェネ等では、アプサラスVとビグロ、またはビグロマイヤーから設計できる機体であり、ビグ・ザム同様に火力は十分にあるが燃費が悪いので成長させてビグ・ザムに開発するのは多少の手間がかかる。
量産型なのでオリジナルのよりもポイントは低いのは仕方が無い・・だが汎用性は中級クラスだがやはりガンダム系には及ばない・・
「フン、キサマも地獄いきよ!・・・・・・ひねりつぶしてくれる!!」って一体誰が言ってるのだろうか・・やはりドズル・ザビか・・それともGジェネかGジェネ0のオリジナル部隊のパイロットか・・?謎だ!

 

M-232

イーゲル(歩行形態)

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∀ガンダムに登場する、兵士殺し冷凍刑になっていた戦士、コレン・ナンダーが使用した格闘戦用のモビルスーツ。首回りにセンサーがついている。削岩用の重器のミンチドリルを装備していた。∀との戦いでマグマに落ち破壊される。
陸と海の属性とポイントもまあまあ、変形機能も持っているのでディアナカウンターの機体にしては中級クラス。
けれどやはり力不足は否定できない・・両方入れてみてもいいが、いっその事この歩行形態のみデッキに入れてみたほうが良いかもしれない・・

 

M-233

ウイングガンダムゼロ(バード形態)

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上で挙げたウイングガンダムゼロのMA形態。
使い方はブースター3のウイングガンダムのバード形態と同じであるが、海と空の属性を持ち、変形後と属性がかぶっていないのが魅力。
両方とも手札にあれば、4分の3の確立でウイングガンダム0が出撃させられる事が出来るようになる、もちろんこれ単体でもかなり強力だ。
これならウェイブライダー同様に、ウイング0とは1対1の割合で入れてもいいだろう。

 

M-234

ヴァイエイト

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同じく新機動戦記ガンダムW後半に登場するOZの攻撃用試作型MS。OZに囚われたガンダム研究者たちが開発した試作機で、攻撃力を極限まで追及している。
大型ジェネレーターと大口径ビーム・カノンを装備しており、強大な火力を持つ。武装そのものはビーム・カノンのみであるが、機体性能そのものも高く、メリクリウスとの共同運用によって高い戦闘能力を発揮する。名前はエジプト神話の神ヴァイエトに由来する。
劇中でもその火力は5機のガンダムに劣らないほどの機体であったが、このゲームではその性能は発揮されていないようだ・・
OZの攻撃用試作型MSであっても能力はジオンのリック・ドムと同じなのか・・OZの科学力とは一体・・なんだ!?

 

M-235

ジム

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当時ドリームキャストで発売された、「機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…」に登場する主人公、遊撃モビルスーツ小隊「ホワイト・ディンゴ」の隊長。マスター・ピース・レイヤーのジムであり、一般機よりも比較すると機動性に優れたタイプになる。
陸専用のジムだが、頭部は通常のジムの頭になっているほか、多種の武装も使用可能な高い汎用性を持つ。
確かに隊長機だからといって、このゲームでは通常のジムの2倍の性能を持っている事になる、だがやはりジムはジムである・・
ジム系デッキではそれなりに強力ではあるが・・やはりガンダムや、同じジムであるブルーディスティニーには勝てない・・

 

M-236

ザクU

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ブースター3のガンダム同様に 大河原邦男氏によってデザインされたイラストのザクUだ。
同じように、これまでのザクのイラストとは一回り違った感じの印象を持つカードだ。
しかし、今回はガンダムとは違い、豪華なイラストと豪華な背景を持っていながら、今までの量産型のザクUの中で一番強い。
通常のザクの2倍の性能を持っている事になってしまっている、本当に・・
大河原邦男氏はガンダムよりもザクの方をヒイキしているのか・・なんにせよ、一般のザクの中ではエリートザクにも引けをとらないので、ザクデッキには入れてみよう。

 

M-237

サイコミュ高機動試験用ザク

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機動戦士ガンダムMSVに登場する、MS-06Z サイコミュ試験型ザクIIを急遽、MS-06Zの一機を改造したものである。高速時の試験のため、MSの両脚部分を大推力のロケットエンジンに変更し、高速時におけるサイコミュ試験、両腕の有線式ビーム砲の動作試験などを行えるようにした。
ただし、急遽の改造のため、推進装置の燃料積載量まで考慮にいれておらず、稼働時間が極端に短かったものの、本機が試験目的であったため特に問題にはならなかった。これらの機体から得た試験データは、後のMSジオングに活用されることとなる。
このゲームではサイコミュ試験用ザクと同じく数少ないNT専用機のザク系、性能はエリートザクにも劣らない。
NT専用機としても良いが、やはりザク系のデッキには是非投入し、同じジオン系のカウンターカードであるシャア・アズナブルとのポイントアップを狙おう。

 

M-238

カプル

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∀ガンダムに登場する、イングレッサのマウンテンサイクルから発掘されたMS。けっこうな量が発掘され、イングレッサ・ミリシャの主力MSとなった。
球形の胴体から手足が伸びた独特のフォルムが印象的である。かなり装甲も厚くて頑丈である。腕の形態フレキシブルアームで三連装のマシンガンを装備し鋭いクローが先端についている。胴体にはロケット弾が収納されており、前面装甲を開くと発射することができる。
操縦に関してはそれほど難しくもなく、飛行機乗りならかなりの短期間でパイロットになれるようだ。
と、このゲーム上では唯一のミリシャ軍のカード、∀ガンダムがいるからって、これだけでは頼りなさ過ぎる・・
これだけでは特に役に立つ事は無いが・・もう少しこのゲームが続いたら・・何か起こったかもしれないカードである・・

 

M-239

ガンダムエピオン(バード形態)

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新機動戦記ガンダムW後編に登場する、ガンダムエピオンのMA形態、白兵戦用武器しか装備していないのを利用し、モビルアーマー形態に変形して敵の懐に潜り込む一撃離脱戦法を得意とする。基本性能の総合値は、僅かながらウイングガンダムゼロを上回っており、事実上A.C.195における最強のMSである。なお、この可変機構は脚部を背面に折り畳むのみの簡単なものであるが、機動力は高い。
だがこのゲーム上ではウイング0には勝てず、ウイングのバード形態と同じ能力を持っている・・
単体では少し頼りないが・・MS形態と合わせて使えば、かなりの戦力となりえるだろう。

 

M-240

メリクリウス

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同じく新機動戦記ガンダムW後半に登場するOZの防御用試作型モビルスーツ。OZに捕らわれたドクターJはじめ5人の科学者が開発した機体で、「最強の盾」がコンセプトである。そのコンセプト通りプラネイト・ディフェンサーを装備し、非常に強固な防御力を誇る機体に仕上がっている。
武装はビームガンと剣状のビームを発生させるクラッシュシールドで、格闘能力も優れる。名前はローマ神話の神メルクリウスに由来する。
劇中でもその能力はビルゴに受け継がれるほど優秀であったが、このゲームではその性能は発揮されていないようだ・・
OZの防御用試作型MSであっても能力は連邦のジムスナイパーカスタムと同じなのか・・OZの科学力とは一体・・本当に・・なんだ!?

 

M-241

水中型ガンダム

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機動戦士ガンダムMSVに登場する、水中用のガンダム、またの名をガンダイバー。 ガンダムと名乗ってはいるが、基本はGMであり。アクアGM同様、本当はあり得ない機体である。
エースパイロット用に開発されたアクアGMのカスタム機でもあり。頭部がガンダム風であるため水中用ガンダムと呼ばれる。偏光ビームライフルやハープーンガンなど水中用に特化した特殊な武装を多く装備し、性能は高い。 スターターのアクアジムと並び連邦の水中用MS、だがやはりこのゲーム上では汎用の機体で海属性を持っている機体がいくらかいるので、いくら水中用であっても強いと言う訳ではなくなってしまう。
水中用なら量産型サイコガンダムの方が上になってしまうのがこのゲームのジンクスなのだ。

 

M-242

ガンキャノンU

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MSVに登場するガンキャノンの後継機、コアブロックシステムは排除されているが、重量の軽減による機動性の向上などトータルの性能が強化されているほか、右肩のビームキャノン1門を装備し、さらに左肩には多目的精密照準器が装備し、高精度な遠距離砲撃を可能にしている。
ブースター1の量産型ガンキャノンにならぶ、ガンキャノン系のカードでありやはり能力も大した事はない。海以外なら出撃する事は出来るが、通常のガンキャノンよりもパワーアップにはなってはいない。
まあコレクション用に・・

 

M-243

ガルマ・ザビ専用ザクU

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MSVに登場する、北米大陸で宣撫活動を行った地球方面軍司令ガルマ・ザビ大佐の専用機が、このパーソナルカラーに塗り替えられたFS型である。
F型の頭部に40mm機関砲を4門搭載したFS型は、F型のマイナーチェンジ機であり、S型が登場するまでの間、部隊指揮や接近戦を主任務とする部隊に配備されたが、搭載された機関砲は期待されたほど効果はなかったようだ。ガルマ専用機もチューンアップされた以外は、特別の改造を受けていなかった。
シャア専用機同様にエリートザクの区分に入る事にはなるのだが、初期型のザクだけあってその中では一番弱い事は間違いが無いであろう・・
宇宙属性ばっかりのザク系なので、こういったザクを入れても悪くは無いが、やっぱりボウヤの機体なのだ。

 

M-244

イーゲル

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上で挙げたイーゲル歩行形態の通常形態といったところ、掘削用のものを転用した,ミンチ・ドリルのみを武器とする。
粉砕するほどのミンチドリルを装備しているが、ポイントはやはり歩行形態のほうが上なのでこれ単体ではやはり力不足。
手札に両方ともそろったら、6ポイントのカードが空属性以外なら出撃できるという訳だが、それならEZ8やシャアザクの方が上になってしまう・・
まあ変形させたいのなら、是非両方入れてみよう。

 

M-245

ピースミリオン

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新機動戦記ガンダムWに登場する、リーブラ同様、ピースミリオン級宇宙戦艦。ピースミリオン級は分類こそ「宇宙戦艦」に属するが、実際には移動能力を持った宇宙要塞的な存在である。ちなみに名前の由来は黄道十二星座のひとつ「天秤座」のラテン語。
W系初の戦艦系であるが、ポイントも低く汎用性も悪い、スターター1のグラーフ・ツェペリンと同じ能力になってしまう。
数少ない戦艦系なので、戦艦系デッキには入れなくてはならない事になってしまうかもしれない。

 

M-246

オリファント

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同じく新機動戦記ガンダムWに登場する、マグアナックの兄弟機。
砲撃戦に特化した機体で、ホバー走行で移動しマグアナック隊の支援を行う。イラストで手部分が無い通り、マニピュレーターは持たず、代わりに固定装備の銃器類が機体上部に配されている。
3枚目のマグアナック系のカードであるが、3機の中では一番ポイントが低く頼りない。
だが、3枚とも宇宙属性以外なら汎用性は高いので、コンボもわりと決まりやすい、確実にコンボを決めたいのならば3枚ともフル投入してみよう・・

 

M-247

ズゴック

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機動戦士ガンダムに登場する、ジオン公国軍の水陸両用モビルスーツ。
スターター1のシャア専用ズゴック、ブースター1のズゴックEなどと先に2機のズゴックが出てきたが、この量産機はやっと登場。
汎用性などを考えても後継機であるズゴックEの方が上、ポイントもシャア専用機の方がコイツより2倍も高い。
他のイラストよりも丸く仕上がっておりかなりのディフォルメのイラストであるが、今ごろノーマルタイプが出てこなくても・・

 

M-248

アッグガイ

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機動戦士ガンダム未登場ではあったが設定上存在する、アッグ、アッグガイ、ジュアッグの3種を指す、いわゆるアッガイの後継機アッグシリーズ。
機体各所にシーリングがされているが主に湿地での使用を目的としている。 白兵戦用の機体であり、腕部に2本ずつヒートロッドが装備されている。昆虫の複眼のようにも見える巨大なモノアイが特徴であり、巨大化した頭部にはバルカン砲を2門装備する。また、腕部をアイアンネイルに換装した機体も存在しており、格闘戦には高い能力を持つが水中能力は高くない(ただし、巨大な翼状の頭部や触手状のロッドを曲面主体のアッガイのボディに組み合せたシルエットは整流効果が高いと考えられる)
上のズゴックよりは強い、それだけであるマニアックなカード、アッグシリーズの中で唯一つ選ばれた訳だが当然能力も原作どおり期待できるもんではない・・
主武装であるのはヒートロッドだけであり、火力はズゴックの方が遥かに上・・だが、ズゴックには使えない空属性が何故か着いている・・バルカンがあるから、空の敵にも攻撃できるのならば、ズゴックも空属性があるはずだし、まさかアッグガイには飛行能力があったとかか?

 

M-249

ガンタンクU

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機動戦士ガンダムMSVと機動戦士Zガンダムに登場するガンタンクの後継機。
ガンタンクをMSとしてではなく、砲撃戦用支援車両として再設計した機体、ようするにここでガンタンクはMSではなくなってしまったと言う訳、当然コアブロックシステムなんて着いているわけが無い。
コンボ等の情報がなく、全ての戦場に出撃できるカードであり、保険になるというが、ティターンズにはもっと性能のいいのがあるしこのカード自体は役には立たないマニアックなだけのカード。
何も出撃できず貴重なカードが敗戦フィールドに送られるくらいならばこういったカードを入れたほうが良いと言うのが解説書の言い分、現実はそんなもんじゃない。

 

M-250

ギャロップ&カーゴ

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機動戦士ガンダムおよび∀ガンダムに登場する陸戦艇。
強力エンジン搭載のホバークラフト型の機体であり巨大なスケールを持ちながらも高スピードで砂漠を駆け回ることが可能である、外装は砂漠地帯とのカモフラージュでさまざまな塗装がされる。
ギャロップと同じくカーゴは物資の運搬や弾薬をつめているので、長時間の作戦活動がギャロップには可能となっている。
2作出ているという訳でこのゲームにも登場、宇宙以外なら何処にでも出撃する事が出来るが、それでも何故か同ポイントのアルビオンの方が上になってしまう・・でも戦艦系デッキの中では数合わせには丁度良い程度。
テキスト上では、「最後の手段!弾薬を満載したカーゴを敵の本体に体当たりさせろ!!」と書いてあるが、GジェネやGジェネ0のシュチュエーションモードでは、レンジさえあえば真っ先にカーゴをぶつけてくるのだが。

 

M-251

ザクU

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機動戦士ガンダム、ジオン軍の量産型MSご存知ザクUの再登場、このパックだけでも2回目の登場であり、シリーズ通して同名カードは5回登場している。
スターター1のと同ポイントであるが全ての戦場を持っているだけのカード。
ザク系で汎用性の高いのは幾らでもいるので、あえてこのカードが出番になる事は少ないであろう・・
ちなみに、このザクはJ型で陸専用のはずだが、何故か宇宙属性まで使える・・マゼラトップ砲の射程は宇宙まで届くのか?そんな馬鹿な!!

 

M-252

ボール

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機動戦士ガンダム第08MS小隊に登場する。またの名は先行量産型ボールであり、RB79と呼ばれる事もある。
劇中ではシロー・アマダが搭乗して、当時最新機である、高機動型ザクUと相打ちまで持ち込んだが、このゲーム上ではそうもいかない・・
そしてついに出た、2ポイントのカードの中ではもっとも弱いカード、要するに最弱クラスだ。
やはり2ポイントなのは使えるわけが無い、これをデッキに入れただけで、相手を侮辱していると同じである。
弱いカードに限ってテキストに意地、いじ、イジと書いてあるが、意地で勝てるほど戦場をなめてはいけない。
このカードがモビルパワーズMナンバーで最後のカード・・やはりもうこの時点でやる気がないのであろうか・・

 

C-050

ロラン・セアック

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∀ガンダムに登場する主人公ロラン・セアックの再登場。
テキストである、「戦争の風が吹いた・・」というのはアニメの次回予告の時のサブタイトルを行った後に言った台詞であり、2話の次回予告に言っている。
ブースター3とは違った効果を持っており、自分の最前線に∀ガンダムがいれば、相手のディアナカウンターのカードを全て破壊できる効果を持っている。
ある意味ブースター3のオペレーションメテオのような効果を持っているが、対象となるのが、スモー、フラット、ウォドム、イーゲルとこの程度しかない。
これならもっと他に良いカードがあるし、そもそも条件付きというだけで使い勝手が悪い。
争いを好まない人が無理に破壊を行うから、こういう結果になるんだ。というのを表したようなカードだ。

 

C-051

ハリー・オード

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同じく∀ガンダムに登場する、ムーンレィスの女王ディアナ・ソレルの親衛隊隊長。
ディアナに絶対の忠誠を誓い、「ディアナの飼い犬」と呼ばれる事があるが、ディアナのためには手段を選ばないので間違いはなさそうだ。
上のロランとは違い、効果を二つ備えている。
一つは自分の最前線のスモー系に2ポイント+させる能力である・・これは無いと等しいモノと考えてもおかしくは無いだろう。
もう一つの効果である、このカードを出した後相手はいかなるカウンターカードも発動できない効果、これが強力である。
普通カウンターカードでポイントが変化して逆転と言うのが普通なので、スモー系がいて6ポイント変化しても意味が無いように見えるし、ポイントで負けている相手にあえてカウンターカードを使う人もいない、ので使われない気がするが・・
このカウンターカードを出してから、こちらの最前線の機体を変形させ、ポイントやコンボで相手を最前線のポイントを上回ったらどうだろうか、テキストの通り、相手はいかなるカウンターカードである通り、テム・レイをも発動する事は出来なくなってしまうのだ。
扱いかたは難しいが、使い方次第では、テム・レイと同等の力を持っているのがこのカードの魅力だ。

 

C-052

ソシエ・ハイム

*---------

 

上二つと同じく∀ガンダムに登場する、キエル・ハイムの妹でロラン・セアックが最初に知り合った地球人の一人でもある。
主な搭乗機はカプル、ボルジャーノン、ミリシャ用フラットがある。
3機に搭乗したと言う事で最前線のカプルに3ポイントでは無くて、ミリシャの機体に各3ポイントづつと言う効果になっている。しかし、後の二機はこのゲーム上には存在しないので実質カプルのみといっても良いだろう。
効果はもう一つあるが、これは期待しないほうが良い・・普通にテム・レイを使った方が何倍も良いのは否定できないのである。
それにしても、もし上のロラン・セアックを相手が発動し、こちらのディアナカウンターのカードが一掃された時にこのカードを使ったら、ソシエは、ディアナカウンターに寝返っている事になってしまうので、やはり効果上間違っている気がする。

 

C-053

張 五飛

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新機動戦記ガンダムWに登場する、”自分の正義「己が正義、立ち塞がり倒された者は全てが悪」”がモットーの少年(年齢は当時15才)。直情的な性格の持ち主。単独で戦うゆえの卑怯とも揶揄される効率的な作戦を行ったり、OZの罠を見抜くなど、無鉄砲に見える中にも高い計画性が伺える。
乗機はシェンロンガンダムとアルトロンガンダムで、コクピットに青龍刀を置いている。
このゲームでは相手の最前線のコンボを無効に出来る能力と、相手のデッキの上から5枚のカードを捨て山に流す能力を持っているぞ。
単純にコンボを無効にするだけなら、ミノフスキー粒子の方を使った方が良いが、相手のデッキを破壊する能力が魅力だ。
温存戦力が基本のモビルパワーズでは常にデッキは少なくなるので、長期戦に持ち込めばデッキ切れになる事だっておかしくは無い。
ブースター1のコロニー落とし、武者編の三種の神器などを大量に投入して、デッキ破壊系デッキを作ってみても面白いだろう。

 

C-054

デュオ・マックスウェル

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同じく新機動戦記ガンダムWに登場する、ガンダムデスサイズのパイロット、陽気で社交的な性格だが強情な面があり、なにかと貧乏くじを引かされることも多い。
このゲーム上では自分のデッキから3枚引いてその中から一枚選んでポイントを加算させる効果を持っているぞ。
補給部隊、東方不敗などと似たような効果ではあるが、その中ではもっとも使いやすいカード。
さらにWG系のカードだったらポイントを2倍にすると言う効果を持っているので、GW系の出撃補助カードでもある。
だが、3枚全部カウンターカードだった場合は致命傷にもなるので、デッキに合わせて投入してみよう。

 

C-055

ミリアルド・ピースクラフト

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同じく新機動戦記ガンダムWに登場する、ゼクス・マーキスの本名で再登場。
このゲームでは完全平和の為の条件として、情報(ガンダム系やアムロ専用機など)を3つもつカードを全て破壊する効果を持っているぞ。
地味な効果ではあるが、最前線全てが対象となるのは強力である。
けれど、対象となるのはνガンダムやウイングガンダムなどと、強いカードで思いつくのはあまりないのである。
だが、割と強力なカウンターカードではあるので、破壊系カードでデッキを組みたいのならば投入してみよう。

C-056

ゼロシステム

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同じく新機動戦記ガンダムWに登場する、ZEROとは「Zoning and Emotional Range Omitted」(直訳すると「領域化及び情動域欠落化装置」)の略。
ゼロシステムはシステムが分析、予測した状況の推移に応じた対処法の選択や結末を搭乗者の脳に直接伝達する。単純にいえば、勝利するために取るべき行動をあらかじめパイロットに見せるのである。
このゲーム上では、ある意味究極のカードであり、敵でもあれば味方でもある。
使い方は単純に超破壊兵器として使用する事だが、これは失敗するとリスクがありすぎるので先行カウンターでは突撃以外使用しない事だ。
もう一つは、手札に溜まったカウンターカードの一掃処理として使える事だ。戦術として、カウンターカードは使用しないでワザと少なく負けて、相手にカウンターカードを使わせず相手の手札を埋めていく事も出来るので、これを使えば相手と自分の消耗は一緒か時にはそれ以上に持ち込める。
大変危険なカウンターカードではあるが、相手のカウンターを凌いで後攻カウンターで決めてみれば、かなり爽快であろう。

C-057

ジョニー・ライデン

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機動戦士ガンダムMSVに登場するジオン公国突撃機動軍のエースパイロット。階級は少佐でのちに中佐まで昇格する。
クレムゾンレッドで塗装したパーソナルカラーで「真紅の稲妻」の異名を持つ、一年戦争でモビルスーツ撃墜数185機、艦船撃墜数6隻の記録はジオン公国軍第3位で、シャアよりはるかに多い(だが、シャアは左遷されていた時期があったので、一概に彼の方が強いと言う事にはならないが)。但し、『モビルスーツバリエーション』における艦船撃墜数は最低でも10隻以上である。
そんなエースパイロットがカード化、効果はパイロット系のカードに各プラス4とややシンプルである。
これまでに登場した、一枚しか存在しなくてコンボの狙えない機体の補助カードといっても良いが、Zガンダム系などとは愛称が悪く、最大12ポイントというのも何だか頼りない。
決して弱いカードでは無いが・・自分のポイントを増やすよりも相手を破壊して相手のポイントを下げるのがモビルパワーズの基本戦術である。
それよりも、シャッフル同名系のカードとかも専用機で各プラス4だが、それでは明らかにドモン・カッシュがザコカードになってしまっている。



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