いしけんチーム

シェフホワイテッド長坂
第1回Aリーグに参加した際のチームの名称。実在するJリーグのチーム「ジェフユナイテッド市原」といしけんの実家「ホワイトシェフ」をブレンドして作られたこのチーム名はいしけん自身によるものではなく、高校2年時にいしけんと、高校3年時に大原と同じクラスになった和道によるものである。
Aリーグで不滅の開幕12連敗を記録したチーム。おまけに最終節となる第5節で連敗を止めた緑戦での勝利がシーズン唯一の勝利という、まさにAリーグ史上最弱チームである。
第1回シーズンは第3節を終了したところで高校の期末テストが始まったために一時中断している。しかしいしけんはAリーグでの自らの余りに不甲斐ない戦いぶりにテスト勉強も手につかず、テスト期間中も塾長宅に通って強化合宿を敢行したという話は比較的有名だ。塾長が帰宅するといしけんが既に塾長の部屋にいて、フォーメーションの確認やシュート練習をひとり黙々とこなしていたという。その姿に塾長はいしけんの中にある「荒屋塾魂」を見せ付けられた思いがしたと後に薮ちゃんに語った。

レゴ
第2〜5回Aリーグに参加した際のチームの名称。第2〜5回のすべてのシーズンでチーム成績3位を獲得したチーム。
レゴ(LEGO)とは「よく遊べ」を意味するデンマーク語「leg godt」からつくられた言葉である。当初デンマーク国内をホームタウンにと構想していたいしけんが、チーム名を決める際に「デンマークで有名なモノってなんだろう?」とみんなに相談をもちかけたところ、「レゴ・ブロック」という返答を得て、そのまま何のひねりもなくチーム名に採用した。ホームタウンは2・3回ではゴッドホープ(グリーンランド)、4・5回にはトルスハウン(フェロー諸島)と、デンマーク自治領を移動した。
地元デンマーク出身のラウドルップ兄弟を中心に、プレイング・マネージャーとして手腕を発揮した「皇帝」ベッケンバウアー、日本人として初めてAリーグのクラブチームでレギュラーを獲得したフクダ、謎の選手イシドルップなど、Aリーグに話題を提供した選手も多く在籍した。その他にも個人技に秀でた選手が多く在籍していたのが特徴として挙げられる。
レゴのフォーメーションはゲームで「4−4−2C」と呼ばれるものである。ウイングハーフが精力的にボランチとフォワードのサポートに動くため、ヨコの連携は抜群に良い。しかし逆にタテの連携は極端に悪いため、攻撃時の押し上げはドリブルなどの個人技が主体とならざるを得なかった。そのため第5回ではスイーパー・システム(5−3−2)にフォーメーションを変更し、センターハーフとツートップの3人でトライアングルを形成してパスを織り交ぜながら攻める形も見せた。だがあくまでも根底にあるのは個人技による攻撃である。RADを筆頭にシステム重視のサッカーが好まれたAリーグにおいて、どちらかというと異彩を放つチームであったと言えるだろう。

ブライアン・ラウドルップ
第2〜5回Aリーグですべてレゴに所属。ラウドルップ兄弟の弟。数多くのドリブラーがいるAリーグにおいてもトップクラスの位置にいる選手。その活躍ぶりから「マジック・ドラゴン」の愛称でサポーターから愛された。第1回では可茂ロードウェイズに所属。

ミカエル・ラウドルップ
第1回から第5回Aリーグすべてでいしけんチームに所属。第3回以降はすべてドラフト1位指名で、オーナーからの信頼の高さが窺える。弟と高速ドリブルでの2トップを形成。ドリブル主体のチームコンセプトで重要な役割を担う。

エンツォ・フランチェスコリ
第3〜5回Aリーグでレゴに所属。中盤でのゲームメイクより暴れるラウドルップ兄弟のサポートのイメージが強い。

フランツ・ベッケンバウアー
第2・3・5回Aリーグでレゴに所属。プレイング・マネージャーとしてピッチの外でもチームを支え続けた。AリーグにおいてFWとDFのコンバートは禁止されているのだが、リベロの特権として彼だけキーパー以外の全てのポジションにつくことを許された。

福田正博
第4・5回Aリーグでレゴに所属。日本人で唯一人Aリーグのクラブチームでレギュラーの座を掴んだ。第4回Aリーグでは地道に得点を重ね日本人初の得点ランキング10位以内のチャンスだったが、塾長チームの策略により惜しくもそのチャンスを逃す。

ステファン・エッフェンベルク
第3〜5回Aリーグでレゴに所属。オーナーの「悲しみを知った人間だけが強くなれる」という無想転生みたいな基本方針により、ワールドカップを不本意な形で終えた彼に白羽の矢がたった。

フェルナンド・レドンド
第1回から第5回Aリーグすべてにおいていしけんチームに所属。これはミカエル・ラウドルップとヌコノと彼の3人だけである。全リーグにわたりいしけんチームの舵取りを任された。

ユルゲン・コーラー
第2〜5回Aリーグでレゴに所属。第4回Aリーグではラウドルップ兄弟の次の3番目で指名されるなどオーナーの信頼が高い。あまりディフェンスをしないベッケンバウアーの代わりにレゴの守備を支え続けた。









ケンイチロー・イシドルップ
第4・5回Aリーグでレゴに所属。オーナーがどこからか連れてきた、過去の経歴は一切わからない正体不明の謎の選手。第5回Aリーグでは数少ないFWとして得点ランキング8位になる活躍をみせる。第1回Aリーグにおいて可茂ロードウェイズでその姿を見たとの噂もあるが定かではない。
主な所属選手
チームの中心はラウドルップ兄弟。
他の選手たちもスピードとパワーが強い身体能力が高い選手が多いボンボと正反対の技術力の高い選手が多い。
Aリーグ トップ
Aリーグ通算 全97試合 33勝12分52敗 総得点303得点 総失点347点
対戦相手 勝利 引分 敗北 得点 失点 勝率 平均得点 平均失点
塾長チーム 22 65 121 .083 2.40 4.48
薮ちゃんチーム 21 64 118 .160 2.37 4.37
大原チーム 21 .000 1.80 4.20
おうさんチーム 13 81 52 .764 3.68 2.36
かんちゃんチーム 14 84 35 1.000 5.25 2.18