早朝3時、6時ぐらいになるだろうと予測を大幅に上回り到着。『オホーツクに消ゆ』で出てくる場面にようやく初めてたどり着く。早朝ということもあるが7月だというのにすごく寒い。周りは霧で湖はよく見えない。日中であれば賑わっていただろう観光街を寂しく歩いてゆく。
阿寒湖といえばまりもである。まりも展示観察センターに行く気満々であった薮ちゃんは遊覧船に乗らなければ行けないことを知り無念の表情。当然こんな朝早く遊覧船に乗れるワケもない。湖の北部に生息しているらしいのだが、そこに行ける道は一般人は立ち入り禁止であった。北海道はこういった道が結構多いようだ。
ひとまずゲームの場面に近いような場所を探すが、何より霧のため湖がよく見えず良い場面に巡り会わない。そのうち森の中に入り、キタキツネなどに会えるという立て札に心躍らす3人だが結局出会えず。以上のような結果に身も心も冷えきった3人の目の前にボッケが現れる。ボコボコ泡立つボッケの温かさに体だけでなく心まで暖められるようだった。