大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 

固有名詞のアクセント

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私:アクセント方言学が扱う品詞、つまり類別語彙と言えば名詞・動詞・形容詞と相場が決まっている。だが然し僕は今までずうっと固有名詞もアクセント方言学が扱う価値のある品詞だと思ってきた。今まで既に少しばかり記事を書いてきた。さて方言学に於ける固有名詞といえば?
君:ほほほ、第一に地名に苗字という事ね。更には山や川の名前とか。
私:その通り。ここであれこれ書いてしまうと、それもう各論そのものなので、ここでは総論をお書きしたい。
君:飛騨の変わった地名とか変わった苗字の総論という事かしら。
私:いや、そういう意味ではない。具体的にはNHK岐阜に物申す、という事。
君:飛騨は岐阜県だわよ。NHK名古屋と言う事ではなくて?
私:NHK名古屋といえば愛知・岐阜・三重・静岡の四県をカバーするが、支局がありそのひとつがNHK岐阜。同局は岐阜県内ニュースに特化した放送だ。僕の地元・高山市久々野町の記事もたまに出る。そこで大問題。
君:大問題とは大袈裟さね。要はアナウンサーさんのお話になる地名アクセント等が気になる事がある、という意味ね。
私:そう、飛騨といっても広いからね。僕が行った事のない場所だってある。正確な発音を知らない地名も実はある。新前のアナウンサーさんだろうが、僕がよく知っている地名などのアクセントをお間違えになると大変に気になる、というお話。
君:間違える、とはお言葉ね。要するに、地元の人が話しているアクセントが正解であり、そうでなければ間違い、とおっしゃりたいのね。
私:そりゃそうでしょ。自分たちの地名を地名を自分達の昔からのアクセントで話す。だからNHK岐阜さんも放映の前に入念に地名のアクセント等のチェックをしていただきい。
君:なるほどね。そりゃそのほうが嬉しいわね。ザ・郷土愛、というものね。ほほほ

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