表題ですが、つまりは飛騨と東京では地名のアクセントが
かなり異なるという意味です。
実は飛騨方言のアクセント体系は純東京式内輪系なのですが、
佐七は最近アクセントの勉強を始めた所、あれこれ違いが出てまいりました。
すぐにぱっと気付くのが地名アクセントの違いというわけです。
筆者は東京に住んだ事が無く、その地名アクセントの知識はほとんどありません。
筆者が知るアクセントはマスコミを通じて知る代表的地名に限られます。
それでもアクセント辞典なる有難い書があり、何と東京の地名は大半が平板型であり、
頭高型はたったの七つ、恵比寿・蒲田・巣鴨・田端・千代田・根岸・目黒、しかも全て三拍で、
ただし四拍品詞で四つ、青山・赤坂・板橋・蔵前、は○▼○○の中高、
というから簡単じゃありませんか。
残りの江戸○●の地名は全て平板型で発音すればよいのですね。
ところで、飛騨で阿多野郷といえば、既に幻の地名になっています。
時は明治時代以前、飛騨川上流を阿多野郷と言ったのでした。
ついこの間までは大野郡と益田郡と呼ばれたのですが、今は高山市の一部、下呂市の
一部になっています。
阿多野郷の地名ですが
野麦 のむぎ○▼○
日和田ひわだ○▼○
高根 たかね○▼○
朝日 あさひ○▼○
久々野くぐの○▼○
小坂 おさか○▼○
と言う事で佐七は、阿多野郷の地名は、三拍・中高、で統一されていてまるっきり東京とは違う感じが
してしまうのです。しゃみしゃっきり。
おまけ 千代田・目黒・恵比寿・田端・巣鴨・蒲田・根岸の
暗チョコ用アナグラムですが、
頭一文字をとって、ちめえたすかね、地名足すかね。
青山・赤坂・板橋・蔵前、は、青赤板蔵、なんかどうでしょうか。