app store 「飛騨っ娘の方言」というネット情報がありましたが・・・さるぼぼの親戚。飛騨の事が大好き。おしゃべりで知らない人にも話しかけに行く。しかし飛騨方言なので遠くから来た人には伝わらない。飛騨牛界のボス。男勝りな性格で、牛なのにきびきび行動する。可愛いものが好きでぬいぐるみを集めているという一面もある。飛騨1の物知り名人。飛騨のことならなんでもわかる。特に食ぺ物が好きでいつか自分のお店を出したいと思っている。*「飛騨っ娘の方言」は、岐阜県、(公財)ソフトピアジャパン、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]が主催する高校生を対象とした「アプリ開発サマーキャンプ in ソフトピアジャパン2017」にて岐阜県内の高校生が開発したアプリケーションです。・・・という事なのですが。
早速に自分のアイフォンのアプリストアで探してみたところ、オッありました。無料です。早速にインストールして問題を解いてみました。十問あって飛騨方言の意味を四択で答えるという形式です。つまりは飛騨方言を知らない人でも全問が不正解になるのはほぼ不可能に近い問題です。全問が不正解になる確率は 1-(3/4)^10=0.056 つまりはあてずっぽうに答えて少なくとも一問が正解になる確率は96%です。それにこのサイトに既に2300以上の記事を書いている私ですから、まずは十問正解だろうとたかをくくって解いてみたところ、9問正解。ひとつの言葉ですが、ええっ??聞いたことないぞ、ということでうろたえ、さいころを振ったら間違いでした。残り9問は簡単すぎて楽勝でした。
気が収まらない私は気を取り直して今度こそ十問正解を願ってリスタートしました。すると今度は再び知らない言葉のオンパレードで、なんと二回目は十問中五問正解という惨憺たる成績でした。私も人間です。ここで随分、悩みました。このまま正直に皆様にこの事実をお書きしますと、多分、私の権威は失墜し、私は飛騨方言について実は知らない事が多すぎる、と皆様に思われて、そしてこのサイトの訪問者はいなくなるのではないかと。
でも、その辺は私も大人です。間違えた問題はその都度、語彙を増やし、何回か行ううちに必ず十問正解になるまでに上達しました。このアプリですが、確かに死語に近い、現在はほとんど使われていないであろう言葉の意味を聞いてくる問題が散りばめてあって、学習し甲斐のあるアプリでした。開発したのは高校生という事ですが、飛騨地域からの参加者でしょうかね。それにしてもどうやって難解な飛騨方言語彙情報を手に入れたのでしょうか。土田辞書の存在に気づき、岐阜県立図書館から借りて、その中から誰も知らないだろうというような言葉をピックアップしてプログラムに仕組んだのでしょうかね。 |