飛騨方言こさえる、こしゃえる、ですが、共通語こしらえる、から変化した動詞です。両者ともに飛騨方言として使用されていると思います。私自身はこしゃえるを使用していましたが、現にネット情報で、こさえるを飛騨方言として発信していらっしゃる方もあり、両論併記が筋といえましょう。
"こしゃえる"が進化して"こさえる"となったのは明らかですので、"こさえる"が更に進化すると何になるかといえば、これはやはり、"こせる"以外には考えられません。そこで"こせる"＋方言でネット検索しますと、やはり全国各地の方言でこしらえる、の意味で紹介がありました。それらの方々からあるいは、何をいったい全体えらそうな事をいっているのだ、飛騨方言はいわゆる方言の共通語かい、とお叱りをいただきそうです。
がしかし、私はじめ、飛騨人の大半の人間は、この広い日本にかつてはこさえる,こしゃえると言っていたが既に現在はこせると言っている地域が存在する事を知らないでしょう。そして、飛騨地域で、いずれ将来はそうなるであろう事も考え及ばないでしょう。がしかし、私はこせるに進化すると未来予測しますが、今のところ、こせるは飛騨方言ではありません。
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