めんこ(面子)のことを飛騨方言では、けん、と言っていました。
といかにも自信無げにお書きしますが、今の時代、子供たちはこんな遊びはしていないのではと思いますし。
また私の生まれ育ったところは高山市近郊の村ですが(昭和三十年代)、
さすがに村の竹馬の友以外とめんこ(面子)で遊んだ事はなく、
早い話が隣村では何といっていたのかさえ
知る良しも無いのですが。
めんこというサイトがヒットしますが、
中国、四国、九州では「パッチン」、関西では、「ベッタン」、関東では「メンコ」と呼ばれていたそうです・・ですって。
私の村では「けん」ですよ。同サイトに遊び方のルールも紹介されていますが、
これは私の村のルールと同じですね。全国共通であったのだろうと推察します。
子供の頃の川崎大師もヒットしますが、
「相撲めん」という言葉に郷愁を感じます。
ところで、缶詰のふたで丸めんを裏打ちした自家製のけん・かねけん、の
紹介記事がないようですが、うーむ、こんなのは私の村でしか流行らなかったのでしょうか。
かねけんに関してはどうにもこうにも当記事以外にはネット情報も存在しないようです。
ネット情報を見る限りは俚言のようですね。
「けん」の語源ですがおそらく券でしょう。形状からの連想です。
あるいは子供の遊びには、けんだま、じゃんけん、等もありますので何か関連があるのかも
知れません。
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