大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

しとなる・飛騨方言

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育つ(=自動詞)。広く中部地方で用いられる方言です。 古語辞典における、ひとなる(人成る、自ラ四(自動詞ラ行四段))が語源です。 意味は人となる、成人する、育つ、であり飛騨方言と 同じ意味です。 発音は平板○●●●。 生命あるものが育つ事以外にも、 組織・団体等が育つ、という意味にも用いられるでしょう。

飛騨方言他動詞に、しとねる(=育てる)、があり、生みの親よりしとね親(=他動詞・しとねる、の連用形+親)、に なります。しとね親が単独で用いられることもあるようです。

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