大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム |
そこ |
戻る |
飛騨方言で、そこ、は二通りの意味があります。ひとつには共通語の指示代名詞の意味で平板アクセントです。もうひとつは頭高アクセントで、そなたの家(あなたの家)、という意味です。 平板アクセントの場合、共通語と全く同じ意味になります。そこの新聞とってくれ、といえば、そこにある新聞を取ってください、という意味になります。 頭高アクセントの例文は、"そこぁ子供がひとりやね、でかいうちでええなあ。(=あなたはお子さんが一人なのに大きい家でいいですね)"、"そこにも回覧板きとるがい(=あなたのほうにも回覧板が来ていますか)"、"そこでゃあ車、何台やな?(=あなたの家では車は何台ですか)"、などです。 |
ページ先頭に戻る |