イモリですが飛騨方言、というか大西村方言で、アカペラです。
飛騨といえば田舎だけなのがとりえで、それでも近年とみに文明化していますが、
ほんとに"ど"田舎だった時代に生まれ育った私のような人間を
化石人間というのでしょうか。
アカペラを今ネット検索しますと、なんと川魚の情報が多く、
うーん知りませんでした。他にも花あり木あり、いろんな意味のアカペラ、
私は頭が混乱するばかりです。
ところがここに突然に救世主あり、横浜在住のバイク野郎・山猿大王さんの
辞書をみてホッとしました。古川ご出身だそうで、若き日のお写真を
ネットに陳列しておみえです。やるう。彼もイモリ・あかべら、を
ご自身の辞書に記載しておみえですので、つまりは飛騨全域の
言葉なのではないでしょうか。
さて飛騨以外の地方では川魚であったり花木であったりのアカペラですが、
イモリが飛騨方言ではアカベラですが、腹部が赤くてこの両生類の(腹の)形が如何にもヘラ・箆
のような形だからですね。都会の人も飛騨に一度遊びにいらっしゃい、
谷でイモリを見れば佐七の言った事がすぐ理解できる。
つまりは谷に住むイモリは飛騨方言では赤いヘラ。
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