筆者が気がつく限りでは、飛騨方言のアクセントは
すべて東京式アクセントであり、京阪式アクセントは皆無でした。
えま、靴、については内省しても判然としませんでした。
飛騨方言では、えま、靴、に関しては同音同義異アクセントではないかと筆者なりに推察します。
あき▼○秋、安芸、
あき○●空き、飽き、開き、厭き
あま▼○海女
あま○●尼
あり▼○有り
あり○●蟻、あの人の方言
いお▼○木星の衛星イオ
いお○●うおの訛り
いか▼○医科、医家、異化、以下
いか○●烏賊
いし▼○意志、意思、医師、遺志、遺子、縊死
いし○●石
いしゃ▼○慰謝
いしゃ○●医者
いじ▼○維持、医事、遺児
いじ○●意地
いま▼○今
いま○●居間
いん▼○印、院
いん○●韻
えま▼○絵馬
えま○●絵馬
おり▼○降り
おり○●わたしの方言
おん▼○恩
おん○●音
かき▼○下記、夏期、夏季、火器、火気、花器、牡蠣、蛎、
かき○●柿、書き
かさ▼○傘、笠、暈
かさ○●嵩、量
かし▼○歌詞、下肢
かし○●菓子
かた▼○肩
かた○●型
かち▼○価値、徒歩
かち○●勝ち
かま▼○鎌
かま○●釜
かみ▼○神、上、加味、守、噛み、咬み
かみ○●紙、髪
かめ▼○亀
かめ○●甕
かん▼○間、缶
かん○●勘
かび▼○華美
かび○●黴
きしゃ▼○貴社、記者、帰社
きしゃ○●汽車
きり▼○錐
きり○●霧、切
きじ▼○記事、生地
きじ○●雉
きる▼○切る、斬る
きる○●着る
くし▼○駆使
くし○●串、櫛
くつ▼○靴
くつ○●靴
くみ▼○汲み
くみ○●組
けさ▼○今朝
けさ○●袈裟
こえ▼○声
こえ○●肥
こと▼○琴、古都
こと○●事
こま▼○独楽
こま○●駒
さい▼○差異
さい○●おかずの方言
さき▼○左記
さき○●先
さん▼○酸、桟
さん○●三
しし▼○四肢
しし○●獅子
しも▼○下流
しも○●霜
しゃか▼○社歌
しゃか○●釈迦
しぶ▼○支部
しぶ○●渋
すみ▼○隅
すみ○●炭、墨
せき▼○席
せき○●咳
そこ▼○あなたの家という方言
そこ○●底、其処
たき▼○多岐
たき○●滝
たこ▼○凧
たこ○●胼胝
たし▼○他紙、多肢、多子
たし○●足し
たて▼○縦
たて○●盾
たび▼○足袋
たび○●旅
だり▼○画家ダリ
だり○●だれの方言
つる▼○鶴
つる○●弦
とき▼○朱鷺
とき○●時
にく▼○二区
にく○●肉
にし▼○二氏
にし○●西
にわ▼○二羽
にわ○●庭
のみ▼○鑿
のみ○●蚤
はし▼○箸
はし○●端、橋
はり▼○針、鍼
はり○●梁
はれ▼○晴れ
はれ○●腫れ
ひょう▼○雹
ひょう○●表、票、評
ふか▼○不可、付加、負荷、賦課、孵化
ふか○●フカ
ふき▼○付記
ふき○●ふうき
ふり▼○不利
ふり○●振り
へい▼○兵
へい○●塀
むし▼○無視
むし○●虫
めい▼○命
めい○●姪
やく▼○訳、薬
やく○●役
わり▼○あなたの方言
わり○●割り
わん▼○湾
わん○●椀
ばば▼○婆や
ばば○●うんちの方言
びわ▼○琵琶
びわ○●枇杷