飛騨牛と言えば、私の心の糧、時々は本当に糧、私の魂、私の誇り、
お国自慢と言うことになるのですが、最近ですが偶然に飛騨牛の
定義の気が付き、少し気持ちが滅入っています。
ネット情報によれば、
「飛騨牛」とは、岐阜県内で14ヶ月以上肥育された黒毛和種
との事、ちょっとひどいじゃありませんか。
つまりは、美濃で14ヶ月以上肥育されても飛騨牛、安福号のDNAでなくてもとにかく
岐阜県内で肥育されたら飛騨牛、という事なのでしょうか。
ところで14ヶ月の意味って何でしょう。子牛が結構な大きさになるまでの年齢という事ですね。
でも14ヶ月の肥育が過ぎたらささっと他所の県へ移して育てちゃいましょう。飛騨牛には
かわりが無い。
また肥育とは、はて??、何の意味でしょう。飛騨牛として育った牛はみなデブという事
ですか。飛騨牛ってしもふりですか??
謎が謎を産みます。実は以上は、ひだうし、の定義なのです。飛騨牛と書いて、ひだうし、
と読めば生きたウシモー(これ、飛騨方言なのよ)の事です。
飛騨牛と書いて、ひだぎゅう、と読めば、これは牛肉の事なのです。
また、本日は黙々とネット検索をして結局は情報が見つからず、
疲れてしまいましたが、ひだぎゅうとはひだうしの肉である、という定義が
無いのです。
ネット遊びにふける、とはこういう事を言うのでしょうね。
つまりはネット情報源には、ひだうしの定義はあるが、ひだぎゅうの定義がない。
皆が、ひだうしの肉がひだぎゅうだ、と思っているのではないでしょうか。
また話がくどくて申し訳ありませんが、飛騨牛・ひだうし、は美濃で14ヶ月以上肥育されてもひだうしです。
佐七は何がなんだか判らなくなりました。私はハテ今まで何を食べてきたのだろう??
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