大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

うしのすいもさ・飛騨方言

戻る

久々野町の郷土史本に、飛騨方言・うしのさいもさ、はギシギシの事ナリ、 との記載が。 ぎしぎし(羊蹄)たで科、と言われてもねえ、 ハテどんな草だったかななと今、ネット検索したら 画像があれこれ出てきて、うーむなるほど 思いだいだぞ(飛騨方言の特徴サ行動詞のイ音便)。 こんな草ぁ大西村にゃあいっぱい咲いとったで。

さて、何故ギシギシを飛騨方言でうしのすいもさというのでしょうね。 スイモサって飛騨方言で何を意味するのでしょうか。 実はこだわって丸一日考えていたのですが、 結局は満足のいく結論は出ず仕舞、トホホ。

なにか変と思いつつ、とりあえず出た結論は スイモサといえば飛騨方言では、お吸い物様、 という事になりませんか。うしのすいもさは 牛が飲むお吸い物。とにかくギシギシというのは 柔らかくて牛にとっては本当に美味しそうですよね。 たくさん土手にはえててもムシャムシャ好きなだけ 食べて、そしてまたダラダラとよだれをたらして。

つまりはあまりにも勢い良くおいしそうに牛さんが ギシギシをパクつくさまをまるで美味しいお吸い物を ごくごくいただいて、よだれをタラタラたらす様 を形容しているのかな、と実は私ですが丸一日考え続けて キーボードに向かいました。しゃみしゃっきり。

ページ先頭に戻る