大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 題して佐七のブログ 

2006/12/08 私の好きな古里の言葉
飛騨弁美濃弁(発行 岐阜新聞社)

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今日はネットでお買い物の話題です。時代は変わってしまったというか、 アマゾンドットコムさんは古本の商いをしておられるのですね。 先だって町の本屋さんで飛騨方言に関係した書籍が入手可能か 調べていただいたのですが、全て絶版。 つまりは岐阜県図書館なり、大きな図書館に問い合わせて 蔵書のリストにあるか調べてもらうか、と思っていたのです。

ところが最近、といっても今年2006年になってから ある社会現象に気付くようになりました。 飛騨方言をキーワードにネット検索していると、つまりは 絶版の古書がアマゾンドットコムのサイトに陳列されて いるのです。つまりは used book です。アマゾンドットコムは 実は仲介業です。全国の多くの古本ショップがITの雄・アマゾンドットコム と業務提携を始めたと言う事ですね。 知名度がアマゾンにはかなわない古本ショップがアマゾンの 店子になった、と言えばわかりやすいでしょう。

かくして、つい三日前ですが、ネット検索で 探し当てた飛騨弁美濃弁(発行 岐阜新聞社)を私は すかさず発注しました。古本定価は \330 でした。決済は クレジットカードです。本日午後に宅急便で届き、先ほど 読了しています。新品同様でほっとしました。以上が前置き。

紹介してある語数は約五百です。逆引きの索引があり、 共通語を方言訳する機能もあります。 思わず笑ってしまうイラストが数十あり、語の意味が 直感できます。実は飛騨方言の割合は三割程度か、大半は 美濃方言です。がしかしその美濃方言のなかの幾つかは佐七辞書 との共通語彙で、両地方の言葉の結びつきの密接度は 推して知るべし。また新たな研究題目ができました。

古本ショップにあったという事は、一度読めば良し という方が手放されたのですね。 そしてそれは佐七への古本定価 \330 のクリスマスプレゼント になったとさ。 しゃみしゃっきり。

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