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東西対立
○採用語形
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○語形欄
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○資料欄
・主要なもの
物 越谷吾山『物類称呼』安永四1775 京大国語国文研編本
本 小野蘭山『本草綱目啓蒙』享和三1803 杉本つとむ編本)
浪 編者未詳『浪花聞書』文化文政年間1804〜1830 日本古典全集所収本
風 編者未詳「大坂江戸風流ことば 合せ」天保一二1841 国研蔵『日本物識たからはこ 』所収
皇 西沢一凰『皇都午睡』嘉永三1850 新群書類従第一所収本
守 喜田川守貞『守貞漫稿』嘉永六1853 名著刊行会本
東 窮食庵野立・岩井半英『東西言葉合せ(仮題)』明治一九1886 国研蔵
L 国立国語研究所『日本言語地図』1〜6 1966〜74
・補助的にもちいたもの
人 編者未詳『人倫訓蒙図彙』元禄三1690
羇 曲亭馬琴『羇旅漫録』享和二1802 日本随筆大成所収本
鄙 棹歌亭槙楫『下愚方言/鄙通辞』文化七1810 東北大学附属図書館蔵本
浮 式亭三馬『浮世風呂』文化六〜一〇1809〜13 日本古典文学大系本
俚 太田全齋『俚言集覧』文政一二1829以前? 名著刊行会本
街 平亭銀鶏『街能噂』天保六1835 東北大学狩野文庫蔵本
大 編者未詳『大わらい臍の西国』 『近世上方語辞典』による
近 前田勇『近世上方語辞典』東京堂出版1964
江 前田勇『江戸語大辞典』講談社1971
飛騨
あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あぐらかく* あぐらかく* じゃうらくむ 物浪L
あかるい* あかるい* あかい L S式質問
あげる* あげる* のぼす 物浪皇守 凧を
あざになる あざになる しぬ・しんだ L
げた* ○ あしだ ○ げた* ○ 皇守
あったかい*▽ あったかい*▽ ぬくい ○ 浪東
びー あま* めろ ▽ 浪守 女性の卑称
あまい あまい みずくさい L 塩味が十分でない
かいしょうのない いくじのない かいしょうのない 皇東 意味変化あり?
いくつ いくつ なんぼ L
いくつ いくら* ○ なんぼ 浪鄙皇東L
いじる* いじる* いらう 物浪
わるさ いたずら* △ わるさ 皇東
いちやくそう べんけいそう○ 物本
つらって いっしょに* つらって 浪街
つらって いっそ いっこう ○ 浪皇 西語形はプラスの用法
いとびん ばちびん 守近 そりさげて細く残した鬢
ざいごさ いなか(もの)* ざいしょ(もの)△ 浪東
はまち いなだ はまち* ○ 物東 ・魚反・
いもがら ○ ずいき* ○ 皇東 里芋類の茎
おる いる* おる ○ L 「居」
わえる いわえる むすぶ ○ 皇東 「結」
うっちゃる うっちゃる ほかす 物鄙浪街東 L「捨」
うらだな うらかしや 風皇 貸家
いのしし うりぼう* こぶりこ 物本 猪の子
うるち うるち* うる(こめ) L 「粳」
うろぬき(だいこん) なかぬき(だいこん) 物浪 未熟のとき収穫した大根
えだまめ* えだまめ* さやまめ 浪東 「枝豆」
えり えり くびすじ* 浪守 「首筋」
せく おおいそぎ* せく 皇東 「急」
おおきい* おおきい* おっけい 浪東 「大」
おおさかづけ きざみぐき 守東 漬物の一種
おおや* おおや* やもり 皇江 「大家」
おかっぴき おかっぴき さる 皇守 「岡引」
かがあ おかみさま〔ん〕 お(い)えさま〔ん〕 物鄙浪風皇守東 夫人の称
おかもち* さげおけ〔ばこ〕 守東 「岡持」
おきゅう* おきゅう* やいと ○ 浪東 L「灸」
おしこみ おどりこみ 浪俚 強盗の一種
おじや おじや ぞうすい*?○ 守東 「雑炊」
ねさま おじょうさま* いとさま〔ん〕 風皇東
おてんとさま おてんとうさま おひいさん L
おとこげいしゃ げいしゃ 浪守
おとこげいしゃ たいこもち 皇守
おととい おととい おとつい L
おどり ▽ おどり ▽ まい ▽ 浪皇守東 「踊」
おどりこ おどりこ まいこ 浪守 「踊子」
おにご(っ)こ* おにご(っ)こ* きっきりもう〔ん〕 守東
おにごっこ* おにごっこ* おにごと L
おひつ おはち おひつ 守東 「飯櫃」
おつい おみおつけ みそしる 皇守
おろぬきだいこん うろぬきだいこん
おぶう おぶう おう L
おんな おんな おなご L 京阪にオンナ少数あり
か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きびしょ かかと* きびす 物浪鄙皇守 L 西日本カガト少数
はしる ○ かける はしる ○ 浪皇東 「駆・走」
かし* はま △ 浪守東 「河岸」
かし(ばた)* かわばた ○ 物風 「河岸」
かしゅう けいも 物浪 芋の一種。ムカゴを取る
かたぐるま* かたぐるま* かたくま L
かつぐ かつぐ かたげる ○ L 「担」材木を
になう ○ かつぐ になう ○ L 「担」天秤棒で
かって* かって* こうて 物浪風皇東L 「買」ハ行四段音便形
がおろ かっぱ* かわたろ(う) ○ 物本浪皇 「河童」
かぶら ○ かぶ* かぶら ○ 物浪皇東 「蕪」
かまくらえび いせえび* ○ 物本浪
しんぼうする がまんする △ しんぼうする 風東
つぼ ○ かめ ○ つぼ ○ 風皇 「瓶・壺」
かめのこざる どんがめいかき 物浪 笊の一種
〜やで 〜から* 〜さかい 物浪鄙浮風皇 接続助詞
からかみ △ からかみ △ ふすま ▽ 浪守 障子
からくり からくり のぞき 守近 いわゆる「覗き機関」
かりてくる* かりてくる* かってくる 物浪風皇 「借」
かりる* かりる* かる ○ L 「借」活用の種類
かんじょうする かんじょうする よむ L カゾエルは全国的分布
かんてん* かんてん* すいとう〔ん〕△ 浪守東 「寒天」
がんもどき* がんもどき* ひりょうず 皇守
きく きく とう ○ 鄙浪 「尋ねる」の意
きさ〔しゃ〕ご ぜぜがい 浪守皇
きす* きすご ○ 物浪 「鱚」
ぎだゆう じょうるり ○ 皇東
きつね* ○ きつね* ○ けつね 浮浪東 「狐」
きど・もん きど ○ もん 浪皇 「木戸・門」
きなくさい* きなくさい* かんこくさい 物東L
おきゅう きゅう おきゅう
ぎす きりぎりす*△ ぎす 本浪
くさもち* ○ くさもち* ○ よも〔む〕ぎもち ○ 守東
こそばゆい くすぐったい* こそばい 浪皇東L
くすぐる* くすぐる* こそぐる ○ L
くすりゆび* くすりゆび* べにさしゆび L 西日本クスリ系も有り
くらがえ〔い〕 しかえ 浪守 遊女芸者の勤め先替え
くるぶし* くるぶし* うめぼし L
あぜ* ○ くろ ○ あぜ* ○ L 「畦」
くろだい ○ ちぬ(だい) 物浪風街 魚の一種
けいあ〔わ〕ん くちいれ 皇東 奉公口などの斡旋業者
げいしゃ* げいしゃ* げいこ 鄙守東(浪)
けぶり けむ〔ぶ〕 けむ〔ぶ〕り*○ L 「煙」
こあげ なかし 物東 船積・陸揚の人足
つづりさし こうろぎ* いとど 本浪東
こがし ○ はったい ○ 物本守 →むぎこがし・みずのこ
うろこ こけ うろこ* ○ L 「鱗」
ぼやく こごとをいう* ぼやく〔き〕 鄙浪
ねさま ごしんぞう ごりょうにん○ 風皇東 (若い)夫人
こすい こすい すこい 浪東
でっち こぞう △ でっち 守東 「丁稚」
ごみ* ごみ* ごもく L 川のごみ。西ゴミも有
ころぶ・こける ころぶ* ○ こける 浪東 「転」
ものまね* こわいろ ものまね* 浪守 役者などの声を真似る
さ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さくばん〔や〕*○ さくばん〔や〕*○ やぜん ○ 浪皇 「昨晩・昨夜」
さしみ* ○ さしみ* ○ つくりみ 鄙東 「つくり」は上品?
さつまいも* さつまいも* りゅうきゅういも 物鄙 L
ざる* ざる* いかき ○ 物浪風皇東 「笊」
さるぼ(う) かたておけ 物浪皇東
さんま* さんま* さいら 浪皇東 「秋刀魚」
し(ゅ)んぎく* きくな 物浪東 「春菊」・しゅんぎく
し〔ひ〕ちりん* し〔ひ〕ちりん* かんてき 守東 「七輪」
しおさいふぐ なごやふぐ 浪皇
なすび(の)でんがく しぎやき* ○ なすび(の)でんがく 浪皇守 「鴫焼」
しきり[る〕?*○ しきり[る〕?*○ へ(っ)きり〔る〕 浪東 「仕切」
じごく しろゆもじ 皇守 婬売婦の一種
てつだい(にんそく) しごとし てつだい(にんそく) 浪守 火消・土木兼業の人足
しっぽ しっぽ お ○ 風江 「尾」
しのまき じんき 物浪 綿で作った筒
しばる* ○ しばる* ○ くくる ○ 浪皇東 「縛・括」
しまう* しまう* なおす 風東
かしわ しゃも かしわ 守東 意味変化あり?
じゅうろくささげ〔ぎ〕じゅうはちささげ 物浪 豆の一種
しゅんぎく*○ しゅんぎく*○ こうらいぎく○ 物本 「春菊」・し(ゅ) んぎく
けいごと しょさ △ けいごと 浪守 歌舞伎の舞踏劇
からい △ しょっぱい からい △ L
じょろう おやま 物鄙浪守 「女郎」
じょろう けいせい ○ 物浪 「女郎」
しりはしおり しりからげ 浪皇守
ぜんざい しるこ(もち) ぜんざい(もち) 浪皇守東 ・意義差あり?
じれったい じれったい しんきな 浪風皇東 ・意義変化あり?
じんじんばしおり おちょぼからげ 浪守
すぐ すぐ いっき 物浪 「直・一気」
すそまわし はっかけ 守皇東 和服の裾の裏地
すっぱい・すい すっぱい* すい ▽ L 「酸」
すっぽん* すっぽん* まる 浮浪皇 「泥亀」
すっぽんに すっぽんに ごろいり(ざかな) 浮皇
すみれ* すもうとりぐさ▽ 物浪 L「菫」
すりこぎ* ○ すりこぎ* ○ れんぎ 物皇東 L
せく せく・せきがでる*○ たぐる 物鄙(共に播磨)
せんだく せんたく せんだく L
ふろや せんとう ふろや 皇守
そうざい* ばんさ〔ざ〕い 守東 「惣菜」
そそり ぞめき 物鄙浪 冷やかし。遊里へ行く
そっぱ ▽ そっぱ ▽ でば 皇東 「出歯」
そば* ○ そば* ○ ねき 浪東 「傍・際」
そばや うどんや 皇守東 「もの」の違い
た・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜じゃ・や 〜だ 〜じゃ・や L
たが* かずら 人物 「箍」
たが* わ (おけの △ 物皇守 「箍」意味範囲に差?
かっこ たくあん(づけ)* こうこ(う) 浪守東 意味範囲に差?
たこ* たこ* いか(のぼり) ○ 物浪皇守東L 「凧」
だし* だし* だんじり 浪守 「山車」
たなこ たなこ しゃくや〔か〕にん 風皇 「店子」
たぼ* つと ○ 物浪皇守東 「髱」
たぼさし つとさし 物守 「髱刺」
たわし* たわし* きりわら 浪街皇東 「束子」
ちゃがま* ○ ちゃがま* ○ かんす ○ 物東
つう すい 浪皇守東 「通・粋」
つくし* つくし* つくつくぼうし L
つけぎ いおん 鄙浪守東 火を移す際に使うもの
つけぎ ゆわう 物守 火を移す際に使うもの
つまみ(な) まびき(な) 物浪 菜の一種。京都もツマミ
つむじ* つむじ* つじ・ぎりぎり○ L 「旋毛」 ナか
まいまいかぜ つむじかぜ* つじかぜ ○ L 「旋風」
てんびんぼう* てんびんぼう* おうこ 物浪皇
とうが(ん) ○ とうが(ん) ○ かもうり ○ 物浪東 「冬瓜」
とうなす ▽ なんきん(うり) 浪風東L 南瓜の一種
とうな トウモロコシ* なんば(ん)きび○ 物浪皇守東L
どうらく* どうらく* どろぼう 物鄙浪皇 「道楽・放蕩」
とおり* すじ ○ 浪風 「通」
とかげ* とかげ* とかけ ○ 物本 L
とげ* とげ* そげ 浪皇 L「刺」
とげ* とげ* はり L いばら・さんしょうの
どてら どてら たんぜん* 皇守東 「丹前」
どびん* ○ どびん* ○ どぴ(ひ) ん 浪皇東 「土瓶」
どぶ* どぶ* みぞ ○ 浪皇 「側溝」
どうじ どま* にわ 浪皇 L「土間」
どうじ どま* ば 皇東(浪) L「土間」
そうしき ともらい そうれん ▽ 皇東 「葬式」
どろぼう* どろぼう* ぬす(び)と ○ 鄙皇東 「どろぼう」
とんだ(こと) とんだ(こと) めっそう(な) 浪皇 意義差あり?
どんぶり(めし) どんぶり(めし) まぶし 風守 意義範囲に差
とんや* とんや* といや ○ 浪皇 「問屋」
な・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ながし ながし(もと)* はしり(もと) 浪風皇東 台所の流し
なかゆび* なかゆび* たかたかゆび L
なすび ○ なす* なすび ○ L
なぬし なぬし (まち)なぬし
なのか* なのか* なぬか L
よっぱらい なまよい よたんぼ 物浪 ・よっぱらい
なまりぶし* なまぶし 浪皇 「生節」
なめくじ* なめくじ* なめくじら L
なめる・ねぶる なめる* ▽ ねぶる ○ 物浪皇 「嘗・舐」
かざ におい かざ L 西にも若干ニオイ有り
にざかな* にざかな* いり(つけ)ざかな△ 浪皇
にないおけ たご ○ 物浪 「荷桶」
つゆ* にゅうばい つゆ* L
にらめっこ にらめ〔み〕くら にらみごく(ら) 皇守 にらめっこ
にる たく L
にわ* △ せんざい ○ 守東 L
ぬかり・ぬかるみ ▽ しるい 物浪 名詞/形容詞
ねぶか ねぎ* ○ ねぶか 物浪風守東 「葱」
ねぶたい ねむ(た)い ねぶたい 浪東 「眠」
は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はこにわ〔うえ〕* はこにわ〔うえ〕* はちやま 守東 「箱庭」
ちらし* ひきふだ ちらし* 守東 広告
てんまど* ひきまど てんまど* 浪東 「天窓」
ひまご* ○ ひこ ひまご* ○ L 「曾孫」
しゃく ひしゃく* ○ しゃく 物本東 「杓」
ちんば びっこ* ちんば 浪皇東 片足の不自由な人
ひっこし* ひっこし* やどがえ 皇東 「引越」
ひやかし ひやかし ぞめき 皇風東
ひらめ ○ かれ(い) ○ 風皇 魚
ひろう* ○ ひろう* ○ ひらう 浪東 「拾」
ふくろう* ふくろう* ふくろ L
ふじまめ いんげんまめ* 物浪皇東 「隠元」
ふすま* もみじ(のこ) 浪近 小麦の皮のくず
ふなまんじゅう とぎやろう 羇近 下級の淫売婦
ふなまんじゅう ぴ〔ひ〕んしょ 羈守近 下級の淫売婦
ふるぎ* ふるぎ* ふるて 皇守 「古着」
へんべ へび* ○ くちな(わ) ○ 物浪東 L「蛇」
ぼうふら ぼうふら(り)*▽ どんぶり 皇東 蚊の幼虫
ほころび* ▽ ほころび* ▽ ふくろび〔べ〕 浪東 「綻」
ほたろ ほたる* ○ ほ〔ぼ〕うち 浪守 「蛍」
ほたろ ほたる* ○ ほうたろ 浪東 「蛍」
ぶくり ぽっくり(げた)*▽ こっぽり(げた) 守東 「木履」
ほっぺた ほっぺ ほべた L
ぼら* ○ いせごい ○ 物浪 「鯔」
ま・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かたつむり まいまいつぶり〔れ・ろ〕で(ん)で(ん)むし* 物本皇東 「蝸牛」
まき まき* わりき 皇東 「薪」
まぐろ まぐろ(のすきみ)* はつ(のみ) 物鄙浪皇守 「鮪」
まげ まげ* わげ 物浪皇守 「髷」
まずい まずい* あじない ▽ 浪皇
なぬし (まち)なぬし しゅくろう ○ 浪守 「名主」
まぶしい まぶしい* まぶい L
まむし* ○ まむし* ○ はめ ▽ 浪東 L「蝮」
まるづけ(うり) なうり 物守 瓜の一種
みずあめ* みずあめ* しるあめ 物守 「水飴」
みずしも つゆしも 物本
みずすまし* まいまい(むし)○ 物本 虫
みずくさい みずっぽい* みずくさい 浪東
みずのこ はったい ○ 物本 →こがし・むぎこがし
むぎこがし はったい ○ 浪東 →こがし・みずのこ
むぐら〔ろ〕もち○ うごろもち 物守 L「土竜」
むこう(横町) むこう(横町) むかえ〔い〕(横町) 浪東
たのもし ○ むじん たのもし ○ 皇守 ネズミ講のようなもの
めかくし* めんないちどり 浪守 西語形は幼児語か
めかけ* めかけ* てかけ 物浪東 「妾」
めめぞ めそ めめず〔ぞ〕うなぎ 物本
めだか* めだか* うき(ん)た 物本浪 「目高」
めだか* めだか* うきんじょ(う) 物鄙 「目高」
めだか* めだか* こま〔め〕んじゃこ 物浪 「目高」
めっかち めっかち がんち 皇東 片目の不自由な人
ものおき* ものおき* なや 浪守 「物置・納屋」
めんぼ ものもらい* めいぼ L 「麦粒腫」
もみあげ* はえさがり 守東
ももぐわ のぶすま 物本
とうな・とうなわ もろこし(きび) とうきび ○ 物本浪
や・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やえなり ○ ぶんどう ○ 物浪 豆の一種
やかん* ▽ やかん* ▽ ちゃびん 物東 「薬鑵」
やたいみせ* やたいみせ* だしみせ 皇守 「屋台」
やつぐち にんぎょう(そで) 皇守 脇の下部分の開口部
やぶいり ○ やどさがり? やぶいり ○ 浪守 「藪入」
ゆう・いわえる ゆう ┳いわえる
ゆず* ゆず* ゆ(う) ○ 物浪街東 「柚子」
よこす* よこす* おこす 物浪東 「遣」
よしきり* よしわらすずめ 物浪
おく △ よす* おく △ 浪東 「止」
よせ よせ せき 守東 「寄席」
よせい\/ よしにせい 風皇 「止」
よたか そうか 物浪皇守 下級の淫売婦
よたか はまたち 浪大 下級の淫売婦
よつかど* よつかど* よつつじ ○ 守東 十字路
よっぱらい* よたんぼ 物浪 なまよい
ら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
りょうてん りょうざん〔し〕 守江 簪の一種
れんげそう〔ばな〕* げんげばな〔そう〕 物浪 「蓮華草」
わ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わたりもの きゅうざ 物浪 下男の通称。季節奉公人
わんもり かしわん 皇東 料理の一種