大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム |
ギア方言とスカイスクレイパー |
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私:どうです。メタ言語的なタイトルでしょ。 君:ちょっと待ってね、いきなり暴走しているわね。意味不明なじゃないの。 私:おっと、そうだね。ギア方言とは岐阜愛知の方言の事、スカイスクレイパーとは摩天楼の事。メタ言語とは言葉のお遊びとでも言えば良いのかな。 君:ほほほ、それならね、岐阜愛知の方言を摩天楼を題材にして言葉のお遊びとは、どういう意味なの。 私:実は、今日は羽島市へ出張だった。名神高速を走った。 君:なるほと。岐阜愛知の名神高速を走った。そして方言の事を考えた。 私:有難う。その通り。濃尾平野を走った。そして見たものはスカイスクレイパーと金華山。全部よく見えた。 君:金華山ね。岐阜城ね。ところで、スカイスクレイパー・摩天楼とは。 私:待ってたぞ、その言葉。スクレイプって引っかくという動詞でしょ。つまりは空を引っかく物がスカイスクレイパー、今年 2007 は実は濃尾平野にスカイスクレイパーのオンパレード、それを僕は本日、名神を走りながら見てしまった。 君:とは?? 私:ひとつは名古屋駅前のミッドランドタワー、実はトヨタの本社。次いで稲沢市の新名所・巨大なエレベータ実験棟、そして、岐阜駅の新ビル、最後は金華山の岐阜城、全部がよく見えた。 君:裏返せば、濃尾平野が実はチッポケに感ぜられたのよね。 私:そうなんだ。本当に。今日はドライブしながら濃尾平野が狭いと感じた。つまりは名古屋と岐阜には方言境界なんかあるはずが無いと直感した。行けども行けども山、だから飛騨山脈は日本一の方言境界なんだよね。 君:なるほど、ではギア方言という言葉をご説明なさいませ。あなたは実はこれがいいたくて、わざわざ記事を書いたのだから。 私:ははは、お見通しだね。ギア方という言葉を言い出したのは都竹通年雄先生だ。岐阜は実は名古屋の副都心というか、名古屋の属国。今も昔も同じだ。美濃方言なんて無い。畢竟、名古屋方言。 君:あなたも男、たとえ岐阜市民に嫌われて岐阜市民のクリックがゼロになってもかまうものか、言いたい事は言いたいと。 私:ははは、そうだよ。岐阜市と名古屋市に方言境界なんか無い。経済的には愛知県岐阜市だ。いや、濃尾平野県岐阜市と言えばいいのかな。方言だってそうだろうね。 君:織田信長は岐阜城の主ですものね。第一、岐阜という名前は信長が考えた。岐阜市が名古屋市と張り合うなんて馬鹿げているわ。岐阜は名古屋の副都心であり続けるべきよね。 今日、名神を暴走して、今の時代に都竹先生の唱えられたギア方言なんかあるのかな、と感じてしまいました。木曽三川を鉄道、高速道路、一般道が横切り、人の往来は自由です。濃尾平野には名古屋方言しかないような気がするのですが。しかも指定の助動詞「だ・じゃ」については名古屋が「だ」、岐阜市は「や(じゃ)」にて明確な違いがあるようです。 |
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