大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 近隣の方言

松下由樹と味噌煮込み

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話してなんぼの方言の世界です。先ずは動画をどうぞ。


松下由樹さん、名古屋方言が完璧なので、若しやと思いネット検索したら、道理で、名古屋市のご出身でした。皆様が地方のご出身、つまりは方言タレントという事なのでしょう。

尾張方言の特徴のひとつが連母音の融合で、名古屋方言の別名が「みゃーみゃー言葉」です。上手或いは美味しいの意味で「うまい」が「ウミャー」、「どえらく」は「ドエリャー」です。KIRIN ビール「でらうま」は名古屋限定ですが、「ドエリャーウミャー」つまり「どえらいうまい」を更に短呼化した商標です。

私にとって名古屋は第二の故郷、名古屋の誇り・味噌煮込みうどんを泥呼ばわりされては、私とて心穏やかにはなれません。さて名古屋の味噌が美味しいのは、伝統的に岡崎八丁味噌に代表される豆味噌だからですね。山本屋は大門本店(おおもんほんてん)052-482-2428名古屋市中村区太閤通6-5(大門交差点西)が本当の本店です。名古屋駅からタクシーで数分ですからお店の雰囲気を味わいたいお方にはお勧め。勿論、山本屋の名古屋駅店でもいいでしょう。味は一緒ですから。更に、名古屋の味噌文化で味噌煮込みうどん同様にお勧めなのが味噌カツ定食です。カツの上に真っ黒でとろりとして甘いお味の豆味噌がかけてあるのです。味噌汁も当然、豆味噌です。

蛇足ながら天むすは具が天ぷらのお握りです。大須万松寺(信長が父の位牌に抹香をたたきつけた寺)前の店「めいふつ天むす千寿」が元祖です。

おまけ
しょっつる(秋田市)塩汁。魚を塩水に漬けたものの上澄み。醤油の代用。日本語逆引き辞典では24個の「〜じる汁」(ライマンの法則)の記載が有ります。その一方、「しょっつる」は日本語で唯一の音韻です。

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