続いては岐山「ぎざん」に参りましょう。この言葉も岐阜県民のイメージとしては県立「岐山高校」を示す固有名詞といってもよいでしょうね。さきほどネット検索しましたが、この高校に関する情報ばかりでした。一件だけユニーク情報があったのですが「ホテル岐山」がヒットしました。さて岐阜市の山と言えば全国の皆様のイメージとしては岐阜金華山でしょうね。織田信長の城です。ところが金華山は金華山、岐阜市民のおかたも金華山の事を岐山とはおっしゃらないのではないでしょうか。そして、その岐山高校ですが、岐阜市でも国公立大学への進学が百人以上の県下ではトップクラスの進学校ですが、岐阜で進学校の雄と言えば県立岐阜高校を示します。私の出身・名古屋大学医学部の同級生・恩師・先輩・後輩で岐阜県出身者は(ほぼ)全員が岐阜高校卒と言っても過言ではなく、残りわずかに大垣北高、多治見北高、中津川高程度です。というわけで岐山の言葉にはどうしても鶏口牛後のイメージがつきまとうのです。その他大勢の県立高校はともかく、岐山高校卒の方々に限っては岐阜高校卒者に対して複雑なお気持ちでおられるであろう事は想像に難くありません(freedom of speech)。