ここ数日ですが、萩原町尾崎の、あさんず、についてあれこれ調べていました。手元の方言資料、地名辞典、ネット検索等。ところで郷土史関連のテーマでもあるので、ここはひとつ、図書館にどれほどの情報があるのか興味を覚えたのこれもついでに調べてみる事にしました。
まずは下呂市図書館にアクセスしてみます。当然ながら蔵書全てが検索可能のようです。著書に、あさんず、を含むか、キーワードが、あさんず、で検索すると四件ヒット。「算数が得意な子」にするために親ができること、おかあさん、すごい!、飛騨の文化 斐太の歴史 大野政雄著述集、萩原の史跡と史話 朗読 (はぎわら文庫)以上ですが、前の二つは児童書・育児書で、残り二つがお目当ての書籍です。いやあ下呂市図書館、すごい!
続いては高山市図書館ですが、飛騨の文化 斐太の歴史大野政雄著述集、飛騨 乾創刊号?30号飛騨俳句会 1994、の二つがヒットしました。飛騨俳句会となると、つまりは田中大秀がらみでつまりは歌枕で詠まれているのでしょうか、そのかたのご出身は、などという事が気にかかります。
続いては岐阜県立図書館の検索です。こちらは12件もヒットし、ただし10件は、母さん好き、がらみの児童書です。つまりは有用情報としては残りふたつ。ところがひとつは、[新聞記事] JA益田の浅水支店と萩原町の集会施設あさんず会館の合同建物完成、という事で有用性は無いでしょうね。残るひとつですが[図書] あさんず 松下青磁/編 -- 松下青磁 -- 1954 --。松下青磁とは、申し訳ないのですが知らない歌人。飛騨のおかたでしょうか。
岐阜県立図書館については更には法律に触れない方法でバックドア侵入を試みましたところ、ひとつですが、別の情報がみつかりました。
https://www.library.pref.gifu.lg.jp/gifuken-mokuji/gero/kawanishi_sonshi_zoku.html
川西村誌 続 目次
第3章 自治行政
第4章 教育
第5章 宗教
第6章 厚生
第7章 警察・消防
第8章 交通及び通信
第9章 土木
第10章 産業
第11章 人物・文化遺材・伝説
第1節 人物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・475
1 都筑家の人々 2 都筑与七郎翁
第2節 文化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・484
1 あさんず俳句会 2 和歌、短歌
という事で、今は幻の村、川西村に、あさんず俳句会、という組織があった事が判明、やはり、あさんず、が歌枕である事を確信しました。若しかして歌人・松下青磁と関係しているのでしょうか。あれこれとこれ以上はアクセスを繰り返すわけにもいかず、この際は正攻法、つまりは半日の時間を費やして図書館をフロントドアから訪れて、秘書のお方に尋ねてみるしかありませんざんす。
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