大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

「飛騨の方言について」の探し方 「岐阜県の方言を ... - 岐阜県図書館

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書下ろしコーナーでネット関連について新設してみました。栄えある最初の情報は岐阜県図書館。そこに岐阜県の方言を勉強するなら、という事で入門書を少し紹介してありました。(ここ)。本日は2020.1末、発信された時間は2019.10、つまりはしかも最新の情報です。私が発見したのは五分前。・・最新情報を数分前に発見。

ただし油断はできません。いずれリンク切れ、つまりは簡単に内容を書きとどめておきましょう。魚拓に近い作業です。下呂市立図書館が半分の記事を書き、★二村利明・間瀬村の方言、金山町婦人学級・子供達に伝えたい金山の言葉。萩原町史全(p1277-88)、飛騨下呂通史・民俗(p458-73)、小坂町史全(p661-85)、以上が下呂方言の入門資料、★飛騨方言全般の入門書はふたつ(飛騨弁美濃弁・岐阜新聞社、木戸脇昭三・懐かしい飛騨の言葉)、★更にアクセント・語彙については山田敏弘先生の著ふたつ(岐阜県輪方言辞典全三巻、ぎふ・ことばの研究ノート)、土田吉左衛門・飛騨の言葉。続いては岐阜県図書館の紹介記事ですが、ざっと見ても美濃方言に力点がおかれ、飛騨方言について極めて有用かと言えば、そうでもないかも、というところですね。ただし、岐阜県方言研究会編の日本のまん真ん中岐阜県方言地図全三巻は内容は他を圧倒し秀逸、と一言、書き添えましょう。当サイトでもいずれその詳細をご紹介できるかと思います。

ひとつ疑問に思ったのが、飛騨の方言について、だったら下呂市立図書館ではなく、高山市立図書館のような気もするのですが、この辺が謎です。私事ながら十数年前にもこの飛騨方言サイトを始めたころ、どうしても岐阜県各地の図書館にある方言資料を閲覧したくて休日をなんとか数日作って高山市立図書館、高山の文化センター、岐阜県立図書館、この三施設へ各々一日ずつ出張した事が楽しい思い出です。方言の研究には地方にいるのが一番に有利な事は書くまでもない事ですが、至近距離の図書館、あるいは役場に町史があり、方言についての記載もあり、また、ぶらっと歩けば、いかにも話好きの爺さん婆さんに巡り合えばしめたもの、自然言語が好きなだけ無料で聞かせていただける、という夢の出張になるのですが、残念ながら現実は厳しい。というか‥最近は日祝など休みがあれば幼い孫の守りが大切な仕事となっていて、私ひとり家内に大役をまかせてブラリと遠くの図書館に行く事など、絶対に許されません。
Art is long. But life is short.
Sashichi is long-waiting. But his wife is short-tempered.
I must not be langsam. My grandchildren are too busy playing with my wife and me.
.... i.e., so to speak. Please laugh.
それにしても・・萩原町史には10ページに渡って方言の記載があるのですか。一度でいいから読むチャンスが来ないものでしょうか。結論ですが、図書館に行く時間がない。ネットでせっせと買い漁るのが一番です。私が死んだら全てを高山市図書館に寄贈すればよい、それだけの事。子供達にはそれを伝え済みで、遺言も既に書いています。

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