飛騨の皆様へ、実は濃尾平野にブロンコビリー
というステーキレストランのチェーン店が展開されているのですが、ご存知でしょうか。
約五十八店舗のようですが、こうなりますと濃尾平野の主だった町にはブロンコビリーが
ある、という事で名古屋の人間なら誰でも知っているお店というお話なのです。
さて当サイトは飛騨方言がテーマであり、もとより一私企業の宣伝の場では
ありません。ただし筆者はかつて名古屋市名東区に長らく住んでおり、
三十年前当時にブロンコビリー第一号店がメヒコの名前で近くに出来て以来、この会社の
成長振りを見つづけてきた家族そろってのファンなので今日ばかりはお許しを。
牛肉の輸入自由化に目をつけて急成長した企業ではないでしょうか。
つまりは飛騨牛のかたきです。安いだけが取り柄の大衆レストラン、と言えば
飛騨人はホッと肩をなで。がしかしこの言葉はブロンコビリーのファンならびに同企業の
社員の皆様及びご家族様のお気持ちを逆撫でしてしまいましょう。
お許しください。
あっちをたてればこっちが立たず、佐七の心中をお察しください。
さて、飛騨にブロンコビリーが出店する事は絶対に無いでしょうね。
飛騨牛よりも多少は安い肉だからといって、飛騨人がブロンコビリーの
オージービーフを食べるでしょうか。
飛騨牛目当ての観光客様がたですが、ブロンコビリーの
オージービーフを食べるでしょうか。お食べになるわけがありません。
ですからブロンコビリーは飛騨には絶対に出店しないでしょう。
逆はどうでしょう。
名古屋の名だたるホテルで飛騨牛のステーキのディナーといえば、
庶民には関係ない食事。高級肉の代名詞です。また、町の焼肉屋にも
飛騨牛はあるのです。やはりここも高級肉の代名詞。
飛騨牛は名古屋に攻め入ったが、ブロンコビリーは高山を攻める事は
到底、無理。ブロンコビリー様、あんたにゃ悪いけどどう考えてみても飛騨牛の勝ち。
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