大西私:のザ・飛騨弁フォーラム心理学

てっくりかえる、の心理学

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私:今日は心理学、つまりは人がものを考えるのには必ず理由があるはずだ、という話題で。
君:ほほほ。あなた各種の話題を、奥様を相手に話したり、私を相手にしたり、話題をあれこれ振り分けていらっしゃる。何か心理が働いているわね。
私:するどいな。つまり今日の話題は君向きだ。ところで、てっくりかえる、って飛騨でも使うよね。
君:ええ。今日は、てっくりかえる、は飛騨方言なり、などという平凡な話題なのね。
私:まあ、そう言わずに。先ほどだが、てっくりかえる、をキーワードにネット検索すると約一千件ほどヒットした。これが実は大半が方言サイトからの発信。どう思う?
君:ほほほ、共通語ならさしずめ、でんぐりかえる、か、ひっくりかえる、でしょ。これじゃあ方言情報として発信する意味はないわ。てっくりかえる、が国語辞典に載っていないから、皆様、うきうきとして郷土の言葉也と発信されたのでしょうよ。
私:だろうね。てっくりかえる、は悪い言葉だ、という教条的な情報発信はゼロのようだね。当サイトの本日の記事は、心理学的には単なる話題作り。でもね、僕は書きながら考える。何を書いていても結局は楽しくなっちゃうんだ。日記だ。いずれ、ザ・飛騨弁ブログにしようかと思っている。ところで語源は?
君:オノマトペに語源なんかあるわけないでしょ。でんくりがえる、と、ひっくりかえる、を足して2で割ると、てっくりかえる、になるのよ。
私:そんなところだね。ところで、てっくりかえる、の情報発信は北海道が多いぜ。また、長野・富山なんてのもある。飛騨も上位にランクすべきだ。これは何故だろう?
君:たかがオノマトペでしょ。偶然よ。
私:まあね。そうかも知れない。でも私:がわざわざこうやって記事を書いている。何故だと思う。
君:ほほほ、それも私には判るわ。最後に落ちを入れて皆を笑わせたい。
私:じゃ、落ちにしよう。つまり、雪道でころばぬように、てっくりかえらぬように、という生活の言葉だったのだ。あなたも気をつけたまえ。
君:・・・奥様は名古屋の人。名古屋は雪が降らない。だから今日の相手は飛騨の私だったのね。

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