あれ、ようきてくださったナ。あんきにしていってくりょ。
ところで、めでたっていうと、これを、歌えんと子ども扱いやさなあ。
そやで、子供だちたけでクリスマス会やって、そこで めでた を歌っとりゃあ、そりゃ大したもんやさ。
幼稚園の子供がなあ、ままごとやっとってよ、みんなサルボボみたいな、まねしぼぼやでな、
みとるとまあ笑えるけど、 めでた のまねしぼぼ は見たごたぁないさなあ。
かといって、成人式でもえな、主催者が "新成人の方々だけで めでた を歌ってください"、なんていってもなあ、
まあ きょうびはだめやさなあ。誰も恥ずかしがって、いやがって、よう歌わんろ。
めでた も歌えん、酒の一気飲みしかできん新成人っていやあ、子供みたいなもんやで、
この悪デッチゃあ! って、大声でそわんとだしかんさ。そやけども、何されるかわからんで遠くのほうからな。
- 「皆さん、お席にお戻りください。ここで、めでたい席で昔から歌い継がれている、
《めでた》を、○○さんに披露していただきます。」
Tさんがこのコーナーを見て早速、メールをくだいました(2005/1/31)。うたていな。
"高山では めでた が出る前は立ってはいけないと習っておりますので、めでた の前には
席にお戻りくださいは無いと思いますが、地方で違うのでしょうか。
また荘川の方に聞くと、荘川には めでた が無いそうです。周りではあるのにめずらしいですね。"
この掲示板を更に読みますと、
"飛騨高山で、現在でも厳格に守られている酒宴のしきたりはどれでしょう。
@女性は、男性に酒を注ぐことができない。
A注がれた酒は、必ず飲み干し、返杯しなければならない。
B「めでた」が出るまでは、席を立って、酒を注ぎに行っては行けない。
C上席には必ず年配の人がすわる。
D乾杯は、地酒である日本酒で行う。"
の記事がありました。正解はBです。
(Tさんへ)状況判断しますと、この司会者さんは飛騨地域以外の方も参加した酒宴に先立ち
飛騨の伝統を言い忘れてしまい、めでたの前に無礼講になっていたようです。
「お席にお戻りください」は皆さんへのせめてものお願いのようですが。
- 恵比須の郷>祝い歌http://www6.plala.or.jp/ebisunosato/
" .. 「めでた」を神岡町では「みなと」、古川町では「若松様」と呼びます。
古川町では「若ー松ー様」と途中からはじまり、ご詠歌調で歌います。
「若松様」に続き「ぜんぜのこ」が全員合唱で披露されるまでは自席を離れてはいけないしきたりです。
"
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