大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

飛騨方言の対称に関する一考察

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ネット検索で若者言葉を拾うのに有効なのがブログ検索ですね。 筆者はヤフーのトップ頁を利用しています。 キーワードはいつも飛騨方言です。毎日数件の更新情報があります。 ところが飛騨方言がキーワードでは情報は途端に千分の一になってしまいます。 理由は書かずもがな。 さて、 THE ROLLING DAYS OF J×J♪様 によりますと、
「それは良くない!!」→「んなものぁだちかすけな!!」
             ○●▼○○▼○○○○○
「あなたは元気??」→「おしゃマメなかな??」
            ○▼○○●▼○○
「それはおかしいよ」→「よったよなもんやさ」
            ▼○○○●▼○○○
アクセント記号は筆者がつけたものです。 語源は以下の如くになりましょう。
そんなものはらちがあかむとするかいな
○●●▼○○▼○○○●▼○○●▼○○
おぬしはマメなのかいな
○▼○○○●▼○○○○
よわったようなものやさ
○▼○○▼○●▼○○○
本日の筆者の勉強は、飛騨方言にも語頭の無音化があるらしい、 早口でしゃべると、ダチカスケナ、の如くアクセント核が消失する事がある、 飛騨方言では対称に、オヌシの短呼化であろう・おし、を使うらしい、という事でした。

またブログで討論されている、飛騨方言の粗野な響きについての 私見ですが、短呼化によりアクセント核間の距離が短くなる からでしょうよ。 優しい印象の言葉にするためには、ゆっくりと発声すればよいのです。 はい。

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