「は」と「が」の使い分けのネット情報は多く、割愛せざるを得ませんが
などが参考になるでしょう。
叙述が長いのに驚かれる方が多いでしょう。
筆者もそのひとりです。
コンピュータ言語で書いたら、膨大なプログラムになるのでしようか。
事実は逆、上記の叙述は実は
1.「が」は直後の動詞の主語になる。
2.「は」は文末の動詞の主語になる。
3.重なる場合は「が」を優先する。例、酒は純米酒がおいしい。
という係り結びの法則をただ難しく論じているだけのように思います。
つまりは
while A=B:whille C=D:wend:wend
と言うだけの事、たったの一行です。蛇足ながら賢明な読者は
4.「が」は何回でも使える。
酒は純米酒が時間がたっておいしい時に出荷される。
5.「は」は一回しか使えない。(だって文末は一個しかないもの。)
時間は一年たつとよい。すると純米酒はおいしくなる。
こうしておいしくなると酒は出荷される。
6.文章の工夫で「が」のない文を作る事が出来る
がしかし、「は」の無い文は作れない。
と言う事を気づかれるでしょう。まず共通語の例文ですが、
浦島太郎は箱があいたらお爺さんだった。(入れ子の文)
箱があいたら浦島太郎はお爺さんだった。(並列の文)
そして飛騨方言ですが、「は」も「が」もラ行拗音で同じ音です。
浦島太郎ぁ箱ぁあいたらお爺さんやった。(入れ子の文)
箱ぁあいたら浦島太郎ぁお爺さんやった。(並列の文)
となるのですが。まさか、箱が空いた時、
浜辺の子供たちではなく他ならぬ浦島太郎がお爺さんに
なっていた、と言う意味ではないので、
飛騨方言では、というより日本人なら誰でも、
発音しようがしまいが、「は」と「が」の使い分けを
しているのですね。まとめは以下に。
まとめ:「は」も「が」もない昔々の飛騨方言
浦島太郎、箱あいたらお爺さんナリ。(while wend, 入れ子の文)
箱あいたら、浦島太郎お爺さんナリ。(if then, 並列の文)
しゃみしゃっきり。