大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 古代

弥生人から日本語を教わり、我々の祖先となった飛騨縄文人

戻る

本日(2008/2/28)の中日新聞にお待ちかねの記事が載りました。 筆者は何年も前から、この研究に着目しておりました。
飛騨は縄文人、美濃は弥生人ルーツ DNA解析  2008年02月28日09:14   飛騨人は縄文人の子孫で、美濃人は弥生人の子孫を示す研究がDNA解析で判明。 筑波大名誉教授・住斉さん・高山市下三之町。 住さんは飛騨人から口腔粘膜を調査。 ミトコンドリアDNAの「M7a」、N9a」に着目。 飛騨での出現確率と、既報告の他地域の出現確率から、 飛騨、美濃、沖縄と、ほぼ日本人平均と考えられる東京の4カ所について、 縄文人か弥生人か、の割合を計算。 その結果、飛騨人は縄文系が64%で弥生系は36%、 美濃人は全く逆で弥生系が69%、縄文系が31%。 日本人平均(縄文系17%、弥生系83%)と比べ、 飛騨人の縄文系の割合がいかに高いかが分かった。
もっとも、飛騨はあっちをみてもこっちをみても縄文式土器がうじゃうじゃと 出てくる地方ですから、私自身も多分、私を含め皆の祖先は縄文人だろうな、とは薄々感じていたのですが、 飛騨では古代に縄文人が住み、そこへ弥生人がやってきた。 美濃など、他の地域では縄文人は弥生人に蹴散らされ、北へ東へと逃げていったのでしょうが、 飛騨では縄文人は弥生人との融合が成功して、古代飛騨方言が確立されたのです。 ・・に間違いないと私は思う。

ページ先頭に戻る