大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

飛騨方言における戦後の女子第一人称

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別稿・飛騨方言における戦後の男子第一人称の通りですが、戦後の小学校教育で男子は徹底的に、僕、を使う事を教育されます。がしかし女子はあまり感慨は無いでしょうね。周りの女性はすべて、わたし、を用いているし、教科書も、わたし。"戦前の生まれの私のおばあちゃんは自分の事をおり、というけどいくら私がおばあちゃん子でも、私も自分の事を、おり、なんていうのは幾らなんでも冗談じゃないわ。"という事ですね。

また、如何に高齢化社会とて、飛騨に百寿者の方がおみえだとて、飛騨方言においては女子第一人称「おり」はすでに死語化したとみるべきでしょう。

ちょっときどっておセンチに英語で。
The word ori always reminds me of my two grand-mothers. They were both kind, decent, heartful, and cheerful. Therefore, female pronoun ori must remain for the soul of me here in this web-site eternally.

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