大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 

アクセントの表記

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僕:今、僕を一番に悩ませているのが僕が利用しているテーブルテレビ可児のユーザー割り当てのサーバースペースだ。
君:具体的には。
僕:まずはサービスメニューのご案内から。僕は 或るメアドを登録しているから自動的にメールボックス1GBとなっているが、見てくれ、ホームページ容量がたったの50MBとは。とほほ
君:50MBと言えば携帯の写真一枚に満たないじゃないの。あなたはその小スペースで既に15年で二千五百頁以上、書いたのでしょ。
僕:その通り。しかもまだ35MBしか使っていない。ただし、あと数年書き続け四千頁辺りで満杯になる。郵便箱1ギガをなんとか融通できないものか、恨めしい。早速に本題だが、当サイトは文字情報のみだから携帯写真一枚のスペースに二千五百頁も書いている。動画や画像は全てネットに公開情報のリンクだ。
君:結局、今日は何を言いたい訳なの。
僕:今までアクセントの表記は◯●▼の三種だったが、これを以後は" ̄"と"\"に改めたい。天下のNHK日本語発音アクセント新辞典を先週に買い求めたが、" ̄"と"\"の表記だった。これはいいや、と飛びついてしまいつつあるという意味。
君:具体的に示してね。
僕:◯●▼の三種の表記法だが、単語が何拍あるかで、その数だけ記号を使う。◯は低い音、●は高い音、▼は高い音だが発音した後に急に下がる音で、別名はアクセント核。誰もがアクセントを知っている「コロナ」で説明すると、「コ」は高い音で、そして急に下がって「ロナ」となるから、「コロナ」のアクセントは▼◯◯と表記する。「コ」にアクセント核がある、とも言う。
君:NHK式の表記は。
僕:「コ\ロナ」だ。
君:"\"の前の音韻がアクセント核だと思えばいいのね。つまりは▼と"\"は全く同じ意味。
僕:その通り。
君:でもNHK式では残りのたった一つの記号" ̄"で、どうやって幾つもの音韻の高い低いを表現できるのかしら。
僕:実は" ̄"は実に簡単な使い方であって何拍あっても最終の音韻の後に付けるか付けないかという記号。付けるなら平板アクセントという意味の記号だ。これも若しやお気づきのおかたが多いとは思うがそこを敢えて、ひとつの単語のアクセント表記に" ̄"と"\"が混在する事は無い。"\"があれば直前の音韻にアクセント核がある単語だし、語尾に" ̄"があれば平板アクセントの単語だという事。たったこれだけのルール。
君:どこで上がるかをお示ししなくていいのかしら。
僕:それはとても良い質問です。実は日本語のアクセントには厳密なルールがあって、上がるとすれば第二拍目というルールなんだ。平板を例にすれば、◯●●は有りだが、◯◯●というアクセントは存在しない。四拍の平板では◯◯●●も◯◯◯●も有り得ず、存在するならば◯●●●のみ。
君:一旦下がって再上昇するアクセントも存在しないのね。▼◯●とか。
僕:その通り。引っ越しのサカイが受けるのは、日本語のアクセント則にあわず、滑稽さが際立つから。
君:アクセント核がトップにあれば、つまりは頭高なら二拍め以降は全て低い音で、つまりは◯の連続という事ね。アクセント核が二拍め以降ならばトップの拍は必ず低い音で、二拍めからアクセント核の拍までが高い音、アクセント核に続く拍は全て低い音という事なのよね。
僕:その通りです。つまりは日本語のアクセントはアクセント核の位置さえわかれば前後のその他の拍の高低は自動的に決まってしまうから、単語に"\"が付けば" ̄"は不必要というわけだ。
君:"\"も" ̄"も何の記号も無ければ平板アクセントというルールではいけないのかしら。
僕:それはとても合理的な考えだ。実際、僕もそう思う。だが、何の表記もないのでは印刷ミスなのか判りづらかろうという事で、単語の最後に" ̄"を付けて、ああ・平板のアクセントなんですね、と認識していただければ、というNHKの御計らいなのだろう。
君:そこであなたの願いね。とにかくサーバーのホームページ割り当てを少しでも節約するためにNHK式を採用したいのよね。
僕:その通り。「コロナ▼◯◯」は六文字だが、「コ\ロナ」は四文字。拍数が多くなれば俄然、NHK式のほうが判り易くなる。例えばB型肝炎だが「ビーガタカンエン◯●●●▼◯◯◯」で16文字だが「ビーガタカ\ンエン」で九文字、
君:今まで書いてきた膨大な記事はどうなさる御積りかしら。
僕:・・勘弁してください。コロナ等で本業が忙しくて仕方ない。ただし、どれだけ忙しくても飛騨方言での息抜きは必要。
君:ところでアクセントの読みは片仮名表記に決まっているのかしら。
僕:よく知らないが三省堂もNHKも片仮名だね。それじゃあ今日から読みは片仮名に統一しよう。
君:ほほほ、「コロナ」を例に出して運が良かったわね。危うく「や\まひ病」と書いてしまうところだったのね。ならば、当サイトの今後のアクセント表記は、例えば菅総理は「スガソ\ーリ」、緊急事態宣言は「キンキュージタイセ\ンゲン」ね。
僕:そういう事でお願いします。
君:アガセノオモヒソメラルルコトシカ\リ吾背思初事然。

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