大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 題して佐七のブログ 

シラビーム方言

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東京大学名誉教授に柴田武という先生がいらっしゃいます。ネット情報としては相当数ヒットしますので、実は全てを 読むのも難しく、またかなりの情報が著作に関してと言う事で筆者の如く浅学非才の畑違いの門外漢にとっては更に遠い存在の方です。ただしこの先生が記されたシラビームという言葉については柴田武+シラビームをキーワードにグーグルでネット検索しますとたかだか十一件、あっという間に情報を読み終える事ができます。皆様、是非どうぞ。

ということで柴田武先生が作られた言葉がシラビーム方言です。シラブル・音節・syllable なら誰でもわかる、phoneme, これも誰にもわかる、だからシラビームとはこれをもじって作られた言葉でしょうね。 でもシラビームっていったい何でしょう。あれこれ調べますと、syllabeme (Eng.)、 syllabe'me (Fre.) らしいのです。がしかし、インターネットに公開されている各種辞書には両語とも掲載さていません。syllabeme・syllabe'me の両語をキーワードに文献検索してもこれまた情報なし、英語文献、フランス語文献については皆無に近いようです。和製の造語は英語にもフランス語にも訳しようがない。

ところがシラビーム・シラビーム方言、をキーワードにネット検索しますと途端に情報量は増加します。がしかし、日本語がキーワード故、発信者は日本人による日本語情報に限られます。大半が柴田武先生を信奉される方なのでしょう。なにせ氏は東京大学名誉教授なのですから。当サイトでも勿論、シラビームを考えます。
"お前、シラビームも知らんのか。"
と柴田武先生を信奉される方々から言われたら、私もおしまいですもの。
参考文献 アスペクト・テンス

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