大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

社会党書記長佐々木更三こうぞう、のアクセント

社会党の書記長に故・佐々木更三氏がいます。今、ネット検索したら委員長就任の年が 1964年。うーむ、私が小学生の時だったのかしら。とにかく破天荒な政治家だったのですよね。テレビに実況中継される国会演説がなんと東北のズーズー弁丸出し、ワタクスハー、などとスピーチしておみえだった事を佐七は思い出しちゃうのですね。

今の時代にはこのような破天荒な大物政治家はいないのでは。常套文句のやりとり、読み上げには知性というものが感じられません。揚げ足取りも止めましょう。その裏腹です。

さて佐々木氏ですが、そのスピーチは小学生の佐七には真にこもったものがありました。つまり、彼の東北ズーズー弁はわざとじゃないわけ。氏は真剣に国会演説をなさって、私・佐七は小学生なりに鬼気たるものを感じたのでした。

ところで佐々木氏なりにお国訛りに悩んだ事はなかったのでしょうか。勿論、あるわけなんかないでしょう。政治家にとって大切なのは中身でありイントネーションではないのでしょうが、このような佐七の教条的な文章に迫力はゼロでしょうね。いゃあ、それにしても佐々木委員長のズーズー弁国会演説をわたくす佐七は生涯、忘れる事は有り得ません。しゃみしゃっきり。(2007/8/17)