久々の変な言い回しのコーナーです。
毎日、何かネタがないか考え続けているわけではありません。
仕事の合間にふっと考えるとパッと思いつく、たったそれだけの事、
時々思いつけばいいのですが、当コーナーは今後どう発展していくのでしょう。
さて表題ですが、前半の六文字は共通語です。後半の四文字が飛騨方言です。
ここまで書くと答えを教えたも同然ですが、共通語部分は、長い永井(じいさん)、飛騨方言部分・やながい、は、
〜じゃないか、という言い回しです。表題をわかり易く訳しますと、長い永井じゃないか、という意味になります。
つまりは男性は人生たそがれ時になりますと、どなたも身につまされる問題、前立腺肥大という病気が始まります。
要はおしっこが若いときのように勢いよく出ないわけです。
ということで、永井じいさんと佐七じいさんは二人で遊びに行く事になりました。駅の構内で電車を待つ二人ですが、
永井じいさんが急に、
佐七、おりゃ急にしょんべまりとうなってまって。
(=佐七、私は急におしっこをしたくなってしまって。)
ちょっといってくるで、おりぃの荷物みてまっとってくりょ。
(= ちょっといってくるから、私の荷物を見張りして待っていてくださらんか。)
といいつつ足早にトイレに向かう彼。がしかしなかなか帰ってきません、電車の時刻は迫ってきます、思わず
佐七は、ながいながいやながい、とつぶやいたのでした。
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