大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 変な言い回し

布団を着る

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当サイトは浅学の個人が管理するものであり、 開設以来、何分にも迷走し続けているのですが、 このトピックはなかなか結論が出ないので、その他の項目に 放り込んじゃいました。

本稿は、布団はかぶるものであって着るものではない、 従って、布団を着る、という言い回しは 果たして方言であろうか、という話題です。

ある方言資料に、布団を着る、は東海地方の方言との 記載があったのです。なるほどと一瞬、思いました。 早速に東海地方の親戚中に電話で聞きまくってみましたか、 やはりそのようでした。 以上が前置きですが、あまりにも馬鹿馬鹿しい話だと 思ったよ、さようなら。

簡単に佐七流に結論づけましょう、 着る、はあるいは和語・他カ上一、つまりは上古からの言葉です。 全国どこの方言であってもおかしくないし、 このような日本語そのものを方言であろうか、 と考える事が佐七には理解できません。 どうでもいいじゃないか、と私は言いたいのです。 ところで、布団、これは近世・ずばり江戸時代からの言葉でしょうか。 でも、着る、が上古からの言葉なのだから、なにを着ようが着まいが、 つまりは、布団を着る、という言い回しは方言ではありませんでしょう。

根拠があります。ネット検索です。 布団を着る、をキーワードにネット検索しますと、 あるわあるわ、好きな人は好きなのですね。 佐七が知らなかっただけで以前からの話題だったのでしょう、 布団を着るという表現は果たして方言なのか、 というサイトもヒットします。 他にも全国各地からの相当の発信かあるのです。 つまりは結論、布団を着る、は方言というほどの表現では ないでしょう。

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