飛騨方言では、そんなには、あるいは、それほどは、という意味で、あんまし、と言います。
あまり、という共通語の言葉が、どういうわけか、あんまし、になまってしまったのです。
方言+あんまし、でネット検索しますと全国津々浦々の方言として紹介記事があります。
意味は共通で、あまり、という意味です。従って表題の意味、それほどは余りがない、という言い回しも
特別に変な言い回しでもなく、ましてや飛騨方言に特有な言い回しでもない、
という結論になり、お寒い冗談と言うことになってしまいます。
しかし、ここでめげてしまうと佐七の名折れです。
あんまし、按摩師がおらん。あんましや。
(=あまり按摩の職業の方がお見えでありません。あまりじゃないですか。)
なんてのは、どうでしょう。それでも寒い?まあ、いいじゃない、今、季節がちょうど夏なんだから。
|