大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

農具揃の語彙三月

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ひっか・引鍬一人が押し、一人が引く二人がかりの鍬
すき・鋤
くまで・熊手
きりくわ・切り鍬大きな土塊を砕く鍬
からすき・唐鋤
はなざお・鼻棹牛馬の鼻先につけて引くさお
いしわりづち・石割槌石工の大槌
ゆびぶくろ・指袋石灰石を割る時の手袋
げんのふ大型のかなづち
たねものいれ・種物入
はしらごよみ・柱暦家の柱に掛ける暦
なわしろふだ・苗代札苗の品種を書いて苗代に刺す木片
おおあし・大脚足駄の一種
いたならし・板ならし代かきにつかう板
いたぞうり・板草履裏に板をつけた草履で代かき用
なるこ・鳴子
かかし・案山子
すいもん・水門田の水口の開閉に使う板
みずはかり・水斗り細長い溝状の材、水平儀の一種
おどしでっぽう・威鉄砲
ひょうしぎ・拍子木
とびざお・とび棹とび口の柄の長いもの
とめぎ・留木砂防のために打つ杭
やぶくぐり・藪くぐりこよりで作る小型の黒漆編み笠
ひきうす・搗臼木または石製のひきうす
からうす・唐臼臼を地に埋め、横木構造を取り入れた複雑な臼
てぎね・手杵中央のくびれた部分を握ってひくきね
おてんまきねの江戸時代の飛騨方言

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